津軽森林管理署の見所
マザーツリー後継「白神いざないツリー」
青森県西目屋村と鰺ヶ沢町との境である津軽峠付近に位置し、白神山地の象徴的な存在として親しまれてきた推定樹齢400年のブナ巨木「マザーツリー」は、樹勢が衰え令和6年5月に枯死している旨お知らせしたところ、大変残念に思うなどの声が寄せられ大きな反響がありました。
その後津軽峠周辺一帯を調査し、樹勢が際立ったブナの巨木を後継のシンボルツリーとして選定して呼称を公募しました。
応募があった192件の呼称をもとに当署と西目屋村で協議して、「白神いざないツリー」(英語表記Shirakami Welcome Tree)と決定し、同年10月に公表。この呼称は地元西目屋小学校4年生門藤琳音さん応募の「いざないツリー」を基に「白神」を追加したものです。
「いざない」は招く、さそうという意味の名詞形で、このシンボルツリーをきっかけに白神山地に訪れてもらいたいという願いが込められています。
津軽峠の遊歩道「ぶな巨木ふれあいの径」の入口(駐車場あり)から徒歩2分ほどで白神いざないツリーに出会えます。なお、アクセス道県道岩崎西目屋弘前線(通称:白神ライン)は例年11月中旬から5月下旬まで冬季閉鎖期間ですので道路情報をご確認下さい。
交通アクセス:弘前市内から約50km 車で約90分
白神ラインは、西目屋村暗門地区から大部分が未舗装の道路です。
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枯死したマザーツリー |
白神いざないツリー(推定年齢300年) |

案内図
お問合せ先
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TEL 0172-27-2800
FAX 0172-27-0733