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東北森林管理局

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    置賜森林管理署の見所

    越後米沢街道「黒沢峠」~古の道敷石道~

      慶応から明治初期まで、置賜地方と越後を結んだ越後米沢街道十三峠のひとつ「黒沢峠」は、山形県小国町の黒沢地区と市野々地区までを結ぶ約2,600mの歴史街道で、「歴史の道100選」「日本風景街道」にも登録されています。

      越後米沢街道は、戦国大名伊達稙宗が1521年に開削し、その後、黒沢峠を含め順次整備されてきたものです。

      黒沢峠2,600mのうち1,800mは、江戸時代に作られた敷石道であり、その石の数は3,600段とも言われています。

      この敷石道は、明治17年(1844年)の県道開通に伴い、長い間土に埋もれていましたが、昭和55年に地元の黒沢峠敷石道保存会が敷石を掘り起こし、5年の歳月をかけて復元させ、往時を偲ばせる古の道として訪れる人を魅了しています。また、文化庁選定の「歴史の道100選」では、『これほど美しく特徴のある街道は「歴史の道100選」の中でも唯一のものだ…』と紹介されています。

      黒沢峠の大部分は国有林であり、黒沢峠敷石道保存会と当署で『多様な活動の森における「黒沢峠敷石道の森」活動に関する協定』を締結し、保全と普及を図りながら、この貴重な歴史の道を後世に引き継ぐこととしています。

       
       
       
       



    お問合せ先

    林野庁  東北森林管理局  置賜森林管理署

    〒999-1352山形県西置賜郡小国町大字岩井沢581-45
    IP電話:050(3160)5860
    電話:0238(62)2246
    FAX:0238(62)3553

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