下北森林管理署の見所
秘境「仏ヶ浦」
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駐車帯(展望デッキ)から見た仏ヶ浦 |
仏ヶ浦散策 |
見所の概要
本州最北に位置するマサカリの形をした下北半島には、全国的にも知られている「恐山」や「仏ヶ浦」など、数多くの景勝地があります。
こうした下北の資源を守りつつ、学習の場や観光資源として活用することを目的に、昨年9月、『海と生きる「まさかり」の大地~本州最北の地に守り継がれる文化と信仰~』をテーマとして日本ジオパークに認定されました。
「仏ヶ浦」は、このジオサイトの1つで、半島の西海岸のちょうどマサカリの刃の中心部にあたります。
数百万年に渡る長い期間の風雨と潮流の浸食により形成された南北約2kmの緑色凝灰岩の連なる奇岩は、国指定の名勝および天然記念物に指定されているほか、下北半島国定公園の一部にもなっています。
この中にある様々な形をした岩には、「如来の首」や「蓬莱山」など、仏教や霊界を連想させる名前が付けられており、高さ100mに近い仏像のように削られた岩々が周辺にあるブナやヒバなどの森林と相まって、独特の空間を形づくっています。
仏ヶ浦の楽しみ方は、(ア)仏ヶ浦駐車帯(展望デッキ)から気軽に遠景を楽しむ(イ)仏ヶ浦駐車場から標高差約100mの遊歩道を散策して楽しむ(健脚向き)(ウ)佐井港(アルサス)や牛滝港から観光船を使って海からの景観を楽しむなどの方法があります。
これからの季節は、旬のウニや温泉、他のジオサイトなど自然豊かな下北半島を存分に楽しむことができます。
交通アクセス
佐井村観光協会(アルサス)から仏ヶ浦駐車場まで車で約50分
お問合せ先
◎林野庁 東北森林管理局 下北森林管理署
〒035-0041
青森県むつ市金曲一丁目4番6号
TEL 0175-22-1131
FAX 0175-22-1134