米代西部森林管理署の見所(房住山)
房住山(ぼうじゅうさん)
房住山山頂から森吉山を望む
房住山山頂展望台
ババ落とし
見所の概要
房住山は秋田県三種町と能代市にまたがる出羽丘陵中にそびえる峰で、標高約409mあります。古くから信仰の山として知られ、峰筋には樹齢200年を超す天然秋田杉が群生しているほか様々な広葉樹の天然林も広がっています。
山頂までの登山道沿いには三十三観音像が置かれており、その穏やかで優しい顔は登山者に安らぎを与えてくれます。また、登山道一番の難所で「台倉の坂」(だいくらのさか)と呼ばれる坂があり、今では迂回路も作られていますが「ババ落とし」とも呼ばれる断崖絶壁には乳母捨て山の悲しい伝説が民話として残されています。
山頂からは東に森吉山、西に大潟村の干拓、男鹿半島、日本海を遠望でき、北には白神山地も望むこともできます。
房住山は自然観察教育林に指定されています。周辺には休憩施設の「ぼうじゅ館」、パターゴルフ場、コテージ村などがあり、登山シーズンには多くの登山者で賑わいます。一度訪れてみてはいかがでしょうか。
交通アクセス
秋田自動車道琴丘・森岳ICより県道琴丘・上小阿仁線を上小阿仁村方面へ車で約20分。
お問合せ先
林野庁東北森林管理局米代西部森林管理署
〒016-0815秋田県能代市御指南町3-45
電話[IP:050-3160-5825/一般:(0185)54-5511]
FAX[(0185)54-5514]