青森森林管理署の見所(森県道286号線沿線の小滝いろいろ)
青森県道286号線(三厩小泊線)沿線の小滝いろいろ
津軽半島の北端、津軽海峡に面した東津軽郡外ヶ浜町三厩と半島の西側(日本海側)の北津軽郡中泊町小泊とを結ぶ公道には、車両が通行できない階段国道で有名な国道339号線のほか内陸側(国有林内)を通る一般県道286号線があり、地元住民からは愛着を込め「ひば峡道(かいどう)」と呼ばれています。今回は県道286号線沿線の大小六つの滝を紹介します。
また、地元住民からは愛着を込め「ひば峡道(かいどう)」と呼ばれています。
津軽半島最北駅「JR津軽線三厩駅」を起点に、同県道と並行して流れる川沿いの4.4km地点に一つ目の「孫作小滝(まごさくこたき)」、5.8km地点に二つ目の「獅子ヶ沢小滝(ししがさわこたき)」、6.2km地点に三つ目の「不忍の滝(しのばずのたき)」、7.0km地点に四つ目の「あすなろの滝」、8.3km地点に五つ目の「乙女御滝(おとめおんたき)」、9.0km地点に六つ目の「梯子滝(はしごたき)」が現れます。滝のほか「森の泉」という湧き水、「猿すべり岩」という大岩もお出迎えしてくれます。
孫作小滝
獅子ケ沢小滝
不忍の滝
あすなろの滝
乙女御滝
梯子滝
また、外ヶ浜中泊両町の行政界に向けてつづら折りの県道を登っていくとヒバ天然林施業に大きく貢献してきた「増川ヒバ施業実験林」の入り口にたどり着きます。
これらの滝等は全て国有林内に所在しています。
これからの季節は青森ヒバの深緑に加え、ブナ、ミズナラ、イタラカエデ等の紅葉と渓流のコントラストを楽しみ、それぞれの滝の名前の由来を考えながらのんびりドライブしてみてはいかがでしょうか。
増川ヒバ施業実験林
県道沿いの渓流
交通アクセス
JR津軽線三厩駅から車で約10分
青森ICより車で約90分
お問合せ先
〒038-0011
青森市篠田3丁目22-16
農林水産省 林野庁
東北森林管理局 青森森林管理署
TEL 017-781-0131 FAX 017-766-3775