令和7年度春期東北森林管理局就業体験実習 (キャリア実習及びインターンシップ)募集のお知らせ
東北森林管理局(秋田市中通五丁目9番16号)では、令和7年度春期の就業体験実習(キャリア実習及びインターンシップ)を以下のとおり実施しますので、ご応募をお待ちしております。
1 目的
東北森林管理局では、大学等の学生が広く森林・林業・木材産業、林野行政及び国有林野の管理経営等に対する理解を深めるとともに、実習を通じて学生の主体的な学習意欲を喚起して高い職業意識の育成を図ることを目的として、就業体験実習(キャリア実習及びインターンシップ)を実施します。
2 対象者及び期間
大学(短期大学含む)、大学院その他の教育研修施設の学生のうち、学生が所属する大学等から推薦された学生の方を対象とし、キャリア実習及びインターンシップ各々の対象を次のとおりとします。
(ア)「キャリア実習」
実習対象:年次不問とするが、主に、応募書類提出時点で、インターンシップ対象者以外の学生(日本国籍を有する方)
受入期間:3日間
(イ)「インターンシップ」
実習対象:応募書類提出時点で、卒業・修了前年度ないし卒業・修了年度の大学・大学院等の学生(日本国籍を有する方)
受入期間:5日間
3 受入部署・期間・内容
実習生受入部署、期間等の詳細については、下表のとおりです。
| 受入部署 | 受入期間 | 人数 | 実習内容 | 受入条件等 | 業務紹介 |
津軽森林管理署 (青森県弘前市豊田2丁目2-4) |
「キャリア実習」 令和8年3月2日(月曜日)~ 令和8年3月4日(水曜日) (3日間) 「インターンシップ」 令和8年3月2日(月曜日) ~ 令和8年3月6日(金曜日) (5日間) |
「キャリア実習」 「インターンシップ」 合計4名まで |
森林管理署の業務体験 ・木材の生産、販売に関する業務体験 ・地域における製材工場等の現地見学 ・森林の総合利用に関する業務体験 ・ドローンによる空撮データのGISへの取込等実務体験 ・松くい虫、ナラ枯れ被害対策に関する業務体験 |
・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、長靴、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備可能な方 |
津軽森林管理署は、青森県弘前市にあり、世界自然遺産である白神山地を含めて約13万ha(3市3町1村)の国有林を管理しています。 再生可能な資源である木材を循環的に利用するため、計画的に森林整備を実施しています。 津軽十二湖自然休養林、野外スポーツ地域の岩木山スキー場などレクリエーションエリアを設定し、森林の公益的で多面的な機能を発揮できる管理経営に取り組んでいます。 さらに、深浦地域で発生したアカマツ、ミズナラの枯死被害対策に取り組んでいます。 |
岩手南部森林管理署 (岩手県奥州市水沢東上野町12-17) |
「キャリア実習」 令和8年3月2日(月曜日)~ 令和8年3月4日(水曜日) (3日間) 「インターンシップ」 令和8年3月2日(月曜日) ~ 令和8年3月6日(金曜日) (5日間) |
「キャリア実習」「インターンシップ」 合計4名まで |
森林管理署の業務体験 ・下刈の省力化に向けた取組の事例とその効果について ・動画から生成した、三次元点群を利用した林道事業の業務体験 ・高性能林業機械生産工場の見学 ・バイオマス発電施設の見学 ・製材工場の見学 |
・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・作業着等の工場見学のできる服装 |
岩手南部森林管理署は、岩手県の南西部4市3町に所在する国有林約114千haを管理しています。 国有林野を適切に管理するため、公益性を重視した計画的な森林整備を行っており、林業の低コスト化・省力化に取り組んでいます。 また、民有林との連携推進や森林環境教育等に取り組んでいます。 さらに、間伐等による健全な森づくりや土砂の流出・崩壊を防ぐ治山事業も継続的に実施しています。 |
宮城北部森林管理署 (宮城県大崎市古川東町5-32) |
「キャリア実習」 令和8年2月16日(月曜日)~ 令和8年2月18日(水曜日) (3日間) 「インターンシップ」 令和8年2月16日(月曜日) ~ 令和8年2月20日(金曜日) (5日間) |
「キャリア実習」「インターンシップ」 合計4名まで |
森林管理署の業務体験 ・松くい虫被害対策に関する業務体験 ・国有林野の森林整備、製品生産・販売に関する業務体験 ・治山事業に関する業務体験 ・ニホンジカ被害対策等に関する業務体験 |
・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、長靴、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること |
宮城北部森林管理署は宮城県北部の6市5町に所在する国有林約7万haを管理しています。 効率的な森林施業の推進、作業コストの低減を図るため、筋刈の導入等による下刈の省略化などの様々な実証的な取組を行っており、令和6年度からは、早生樹であるユリノキの試験植栽にも取り組んでいます。 平成20年の岩手・宮城内陸地震による山地被害においては、民有林での民有林直轄治山事業を平成30年度末で完了し、国有林治山事業は令和10年度の完了に向け取り組んでいます。 平成23年の東日本大震災による災害復旧事業については、令和2年度をもって完遂させ、現在は海岸防災林として植栽したクロマツの保護・整備を進めています。 |
東北森林管理局 森林整備課 資源活用課 技術普及課 (秋田県秋田市中通5-9-16) |
「キャリア実習」 令和8年3月2日(月曜日)~ 令和8年3月4日(水曜日) (3日間) 「インターンシップ」 令和8年3月2日(月曜日) ~ 令和8年3月6日(金曜日) (5日間) |
「キャリア実習」「インターンシップ」 合計4名まで |
森林管理局の業務体験 ・林道の開設、改良に係る業務体験 ・造林事業の植栽、苗木生産に係る業務体験 ・立木販売の搬出状況を確認する業務体験及び国有林供給材の利用工場の見学 ・森林環境教育の紹介 |
・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、長靴、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること |
東北森林管理局は、東北地方(福島県を除く5県)に所在する国有林約165万haを管轄しています。 国有林を適切に管理するため、公益的機能の発揮を基本とし、国民参加の下に「国民の森林」づくりを進め、森林の保全管理、森林計画、治山事業、森林整備、木材供給、技術開発等の業務を行っています。 森林整備部の3課では、造林・林道・分収林事業、立木販売・素材生産事業、技術開発、自然再生、民有林との連携推進、森林環境教育等に取り組んでいます。 |
庄内森林管理署 (山形県鶴岡市末広町23-37) |
「キャリア実習」 令和8年3月2日(月曜日)~ 令和8年3月4日(水曜日) (3日間) 「インターンシップ」 令和8年3月2日(月曜日) ~ 令和8年3月6日(金曜日) (5日間) |
「キャリア実習」 「インターンシップ」 合計4名まで |
森林管理署の業務体験 ・森林管理署の各担当等における業務内容について ・松くい虫・ナラ枯れ被害対策に関する業務体験 ・国有林野の森林整備、製品生産・販売に関する業務体験 ・治山事業に関する業務体験 ・保護林巡視等の森林保全活動体験 |
・森林・林業に関心のある方 ・パソコンの基本操作が可能な方 ・山歩きが可能な方 ・作業着、雨具、長靴、軍手、帽子等の現場作業のできる装備を準備すること |
庄内森林管理署は、山形県庄内地域の2市2町に所在する国有林約9万3千haを管理しています。 日本海に沿って長く伸びる庄内海岸林(延長約34km、面積約2.4千ha)は海風・飛砂等による被害の軽減に大きな役割を果たしています。 また、「伐って、使って、植える、育てる」の循環利用を進めており、間伐材や松くい虫被害木の伐採・搬出や保育作業等の計画的な森林整備を行っております。 さらに、崩壊した山肌を林地へ戻すための治山工事も継続的に実施しております。 |
4 募集方法等
応募については、各大学、大学院その他の教育研修施設から学生を推薦していただきます。
(学生個人からの応募は受け付けいたしません。)
(1)学生の方
「東北森林管理局におけるキャリア実習及びインターンシップ調書」に必要事項を記入し、大学等の窓口に提出してください。(下記の締切は大学等が東北森林管理局に応
募する締切であり、学生が大学等へ提出する締切とは異なりますのでご注意ください。)
東北森林管理局キャリア実習及びインターンシップ調書(WORD : 36KB)
(2)大学等の担当者の方
学生の応募を取りまとめ、「農林水産省就業体験実習推薦申込書」を作成し、学生が作成した「東北森林管理局キャリア実習及びインタ-ンシップ調書」と併せて、下記の
東北森林管理局担当まで郵送してください。
農林水産省就業体験実習推薦申込書(様式)(WORD : 29KB)
※ 締切 令和8年1月9日(金曜日)(消印有効)
5 実習生の決定
受け入れの可否を各大学等宛てに連絡します。
6 東北森林管理局就業体験実習(キャリア実習及びインターンシップ)の概要
(1)東北森林管理局は、実習生個人ごとに指導員を置き、実習生の指導及び助言に当たらせます。
(2)実習生は、指導員の助言の下に受入部署における補助的な行政事務に従事していただきます。
(3)実習生は、実習開始前に服務規律の遵守にかかる誓約をしていただきます。
(4)実習時間は、午前8時30分から午後5時15分までとし、このうち午後0時から午後1時までは休憩時間となります。
(5)実習生は、東北森林管理局における実習活動中に知り得た情報の開示については、指導員の指示に従っていただきます。
(6)実習生は、実習の成果を論文等により外部へ発表する場合には、事前に東北森林管理局長の承認を受けてください。
(7)実習生は、実習期間終了の後、実習内容に関する報告書(1,000字程度)を作成し、東北森林管理局に提出していただきます。
(8)東北森林管理局は、実習中、実習生に対し、通勤費、手当、食費及び旅費を支給しません。
(9)大学等は、実習生に「学生教育研究災害傷害保険」及び「インターンシップ等賠償責任保険」等の保険に加入させ、実習中における関係他者(東北森林管理局、人物、財物等)に対する損害、損傷等により被る法律上の損害賠償を補償することとなります。
(10)本就業体験実習のうち、インターンシップを通じて取得した学生情報は、広報活動開始後に広報活動に、採用選考活動開始後に採用選考活動に使用する場合がありますので、予めご承知おきください。
※広報活動:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
※採用選考活動:卒業・修了年度の6月1日以降
その他、詳しくは、農林水産省就業体験実習実施要領(PDF : 523KB)及び東北森林管理局における就業体験実習実施細則(PDF : 203KB)をご覧ください。
7 インターンシップ実施に係る実績概要(過去の受入実績)
令和7年度 3名(夏期:3名)
令和6年度 9名(夏期:8名、春期:1名)
令和5年度 13名(夏期:8名、春期5名)
8 応募・問い合わせ先
東北森林管理局 総務企画部 総務課
担当者:課長補佐(総務)
住所〒010-8550 秋田市中通五丁目9番16号
電話018-836-2011(直通)
E-mail:t_soumu@maff.go.jp
お問合せ先
東北森林管理局総務課
担当係:人事係
代表:018-836-2014




