プレスリリース

平成28年6月21日

四国森林管理局

「四国山地におけるツキノワグマ生息範囲調査」について～「はしっこプロジェクト2016」～

四国森林管理局では、四国での絶滅が危惧されているツキノワグマの生息分布域を把握するため、環境省中国四国地方環境事務所及びNPO法人四国自然史科学研究センターと連携した調査を平成26年度から行っています。

 

昨年度の調査の結果、ツキノワグマの新たな生息域が確認できなかったことから、四国での生息域は、既に確認されている地域に限られる可能性が高いと考えられるところです。

 

今年度も、四国山地緑の回廊(剣山地区)及びその周辺で、下記のとおりセンサーカメラ等による調査を行い、生息状況のより正確な把握に取り組みます。

 

（プロジェクトの内容）

調査方法

センサーカメラ(無人撮影装置)等によるツキノワグマの生息状況の調査

 調査対象地

四国山地緑の回廊(剣山地区)の国有林及び隣接する民有林

（合計21ヶ所程度、国指定剣山山系鳥獣保護区を含む)

 調査スケジュール

6月からセンサーカメラの設置を開始し、11 月中を目途に回収し、画像を分析

 

 (参考)昨年度の調査結果 

 

プレスリリース印刷用（PDF：184KB）