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祖谷川地区樫尾地すべり対策検討委員会を開催

<治山課>

委員会の様子

第4回樫尾地すべり対策検討委員会が平成18年12月1日~2日にかけて徳島県三好市東祖谷樫尾において、大学教授等の委員と行政側の委員も交え開催されました。
樫尾地すべりは、面積約66haでA,B,Cの3ブロックの地すべりが連続する日本でも有数の複合地すべりで、地すべり地内には民家、国道等の重要な保全対象が含まれており、地元住民からは1日も早い完工が望まれています。
検討会は専門家等の幅広い意見を集約し、今後の対策工等に対する方針を定め、事業の効率化を図るものであり、1日目には地すべり地内にあるクラック等の現象、対策工の設置状況等の現地検討を行いました。
2日目は現地検討の結果をふまえた討議を行い、着工から現在までの対策工の経過と事業効果、今後の事業方針等について検討がなされ、現在までの対策工(集水井、排水トンネル等)で目標安全率をほぼ達成できたことが確認されました。
今後の事業については一部追加抑制工(集水井)を施工し目標安全率を確保するとともに、地表排水を行うための水路の設置・補修、山腹崩壊等が見られるブロック末端部の対策を進めるなどの意見集約がされました。

委員会の構成

座長  土屋  智(静岡大学農学部教授)
           末峰  章(京都大学防災研究所助教授)
           松浦  純生(森林総合研究所水土保全研究領域長)
           山中  茂(徳島県農林水産部森林整備課長)
           坂元  邦夫(四国森林管理局森林整備部長)
           荒畑  眞(四国森林管理局徳島森林管理署長)

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