「第一回国有林モニター勉強会」を開催

平成22年7月27日、高知県いの町（石鎚山系の国有林）において、第一回国有林モニター勉強会を開催しました。当日は、石鎚山系では珍しい好天に恵まれ、四国四県から国有林モニターの方12名が参加されました。

当日朝、道の駅（木の香）に集合し、日程説明後、バスで瓶ヶ森（標高1,896メートル)登山口の駐車場へ上りました。到着までの車中では、嶺北森林管理署管内の国有林について概要説明があり、また、『四国三郎』吉野川の源流を目の前に、吉野川の流域や水利用について話し合って、私たちの生活に密着している水と森林の関わりについて、理解を深めました。

その後、森林整備の現場を見学するため山を下りて、隣接する民有林と国有林との間で共同施業団地を設定し、計画的な作業道の開設・利用等の効率的な森林整備を推進している現場に行き、民国（会社有林と国有林）連携による森林整備の計画について説明を受けました。

今回の勉強会に参加したモニターの方々は、国有林の現場を視察して、森林の働きや国有林の業務内容についての説明を、大変熱心に聞き入っておられました。また、活発に質問や意見を述べられて、理解を深められていました。