ホーム > 四国森林管理局の仕事 > 森林計画 > 「四国山地におけるツキノワグマ生息範囲調査」について
平成27年6月17日
四国森林管理局
森林管理局では、四国での絶滅が危惧されているツキノワグマのおおまかな生息分布域(外縁)を把握するため、NPO法人四国自然史科学研究センターと連携した取り組みを昨年度から開
始したところです。
昨年度の調査の結果、ツキノワグマの新たな生息域が確認できなかったことから、四国での生息域は、既に確認されている地域に限られる可能性が高いと考えられるところです。
このため、今年度は、国指定剣山山系鳥獣保護区及びその周辺で調査を実施してきた環境省やツキノワグマの保全活動に取組む公益財団法人世界自然保護基金ジャパンとも連携を図る
こととして、生息状況のより正確な把握(絞り込み)に取り組むこととしました。
センサーカメラ(無人撮影装置)等によるツキノワグマの生息状況の調査
四国山地緑の回廊(国有林)及び隣接する民有林(合計20箇所程度)
6月からセンサーカメラの設置を開始し、11月中を目途に回収し、画像を分析