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9月1日、徳島県三好市池田町において、低コスト育林技術勉強会が開催されました。この勉強会は、四国地域森林・林業支援研究会(事務局(独)森林総合研究所四国支所)が、四国4県の林業技術の開発等に取り組んでいる関連機関に参加を呼びかけ開催したものです。 |
勉強会には27名が参加し、四国4県の関連機関に加え、民間企業からの参加もありました。四国森林管理局からは、指導普及課、森林技術センター及び徳島森林管理署の職員が参加しました。
はじめに現地検討として、徳島県県有林でスギ大苗等を植栽した試験地を視察し、その後、西部総合県民局三好庁舎に場所を移して勉強会を行いました。勉強会では、はじめに情報交換を行い、森林技術センターから鷹野森林技術専門官が、低コスト造林の取り組みをテーマに、現在、四国森林管理局が取り組んでいる技術開発課題について発表しました。
続いて行われた意見交換では、①大苗を育てる技術や現地までの苗木の運搬方法と植栽の方法、②植栽後における普通苗と大苗との初期生長の違い、③低密度の植栽事例の報告、④ニホンジカ対策、⑤下刈等の省力化など、幅広い意見・情報が交換され有意義な勉強会となりました。
これらの意見・情報については、今後、各関連機関が検討を進めていくとともに、更なる情報交換等を通じ、育林技術の省力化に向けて連携して取り組んでいくこととしています。
技術・支援センター(四国)
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