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第59回日本森林学会関西支部日本森林技術協会関西・四国支部連合会合同大会

第59回日本森林学会関西支部日本森林技術協会関西・四国支部連合会合同大会が、10月17日、18日の2日間、高知市で開催されました。

参考とすべき取組課題が数多く今後の取組に

第五九回日本森林学会関西支部日本森林技術協会関西・四国支部連合会合同大会が、10月17日、18日の2日間、高知市で開催されました。
1日目は、木構造振興(株)、西村専務取締役から「最新の木材需給の動向と地域材有効活用への提言」と題しての特別講演があり、外材の輸入状況とその対応、日本の木材需給の現状など様々な角度から課題を取り上げ講演されました。
その後、住友林業フォレストサービス(株)の石村課長から「変化するニーズに対応した森林経営のあり方」、高知県の小原チーフから「木材生産の効率化・低コスト化に向けた取組みについて」の話題提供を受けてシンポジウム(コーディネーター高知大学川田教授)が行われ、テーマである「変貌する木材需要に地域材はどう応えるか?」に向け地域材需要の具体的な取組事例を交え意見が交わされました。
2日目は、造林や育樹・保護等10分野での研究発表が行われました。森林技術センターからは、高屋敷所長が、「地球温暖化傾向に伴うヤナセスギの成長について」、鷹野森林技術専門官が、「天然林におけるスギ天然更新技術の開発ーヤナセスギ天然更新試験地におけるスギ稚樹の成立経過(第2報)ー」について発表しました。
当日は多数の人が傍聴に訪れ、多くの関係者に当センターの取組を普及していくことができ、大変有意義な発表となりました。
今回、10分野にプラスして、広葉樹林化セッションも開催され、広葉樹林化・針広混交林化をテーマに、「技術開発試験をとおした針広混交林化推進に向けた課題」と題して、高屋敷所長の発表を含めて9課題が発表されました。
今学会を通じて、多数の意見や質問をいただき、また、参考とすべき取組課題等が数多く発表され、当センターにおいても今後の取組に活かしていく考えです。

 

 

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