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11月17日、林野庁において、平成23年度国有林野事業業務研究発表会(3部門)が開催されました。
今回の発表会には、四国森林管理局から4課題を発表しました。
当センターからは森林技術部門で「保育作業の省力化~下刈・除伐作業の省力化の経過報告~」と題し、新倉業務係長が経過報告を発表しました。
審査員からは下刈の有無、下刈時期の違いによる成長差や功程調査を引き続き実施し、今後ともデータの蓄積を行い、造林の低コスト化を目指して欲しい等の意見が出されました。
今後とも調査を継続し、実際の施業に活かされる取りまとめを実施していきたいと考えています。
1月26日、四国森林管理局大会議室において、「平成23年度四国森林・林業研究発表会」を開催しました。
当センターからは「箱わなによるシカ捕獲試験 ~経過報告~」と題し、鷹野森林技術普及専門官が発表しました。
近年、シカによる林業被害が広がり、シカ対策を講じる必要から、安価で軽量な箱わなを利用したシカの個体数調整(捕獲)への取組状況を発表したものです。
審査員からは、今後、エサの誘引、わなの大きさやゲートの改良等に引き続き積極的に取り組んで貰いたいとの意見等が出されました。
シカ対策は喫緊の課題であることから、今後とも引き続き民間でも利用できるわなの製作に取り組んで行く考えです。
なお、本課題は四国森林管理局長(優秀賞)を受賞しました。