ホーム > 森林管理局の概要 > 森林技術・支援センター > センターニュース > 第2回技術開発委員会開催
12月4日、今年度2回目の技術開発委員会を開催しました。今回は、平成21年度技術開発中間報告の2課題「立木密度の変化による林床植生等への影響調査」、「ヒノキ天然更新地の更新技術の確立」、技術開発完了報告の1課題「天然林(森林空間利用林タイプ)におけるモミ・ツガ等の天然更新技術の確立」、平成22年度技術開発重点課題の1課題「ニホンジカ囲いわなに関する研究」について検討・審議を行いました。 |
「立木密度の変化による林床植生等への影響調査」については、間伐率別(材積割合で30、40、50%伐採)の調査区を設定して調査開始から7年程度経過しており、調査区によっては、もう一度間伐を実施するなど、次の施業計画を検討してはどうか、「ヒノキ天然更新地の更新技術の確立」及び、「天然林(森林空間利用林タイプ)におけるモミ・ツガ等の天然更新技術の確立」については、稚樹が発生と消失を繰り返しており、稚樹の消失原因をさらに解明できたら、天然更新の指針となるのではないか、「ニホンジカ囲いわなに関する研究」については四国森林管理局がニホンジカの囲いわなの技術開発に着手することは大変意義があり、今後、囲いわなを含めてニホンジカの捕獲についての情報の交換に努めてほしいなどの意見が出されました。
今回頂きましたこれらの貴重な意見等を踏まえて、今後の技術開発にいかしていくこととしています。
技術・支援センター(四国)
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