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日時:平成27年9月29日(火曜日)午前11時~10月2日(金曜日)午後3時 会場:オリエントホテル高知(高知市枡形5-37) 現地研修:高知県高岡郡中土佐町内国有林(四万十森林管理署管内) |
四国4県と岡山県から18名の研修生が集合し、研修がスタートしました。
四国森林管理局 木村次長「地域の森林・林業を牽引する意気込みで研修に取り組んでください!」
進行担当の近藤プロセスマネージャーからのオリエンテーション、班内での自己紹介等を行いました。 |
研修に先立ち中央研修で学んだフォレスターの役割を柳園企画官の説明により再確認しました。 |
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森林総合研究所四国支所 酒井人工林保育管理チーム長による講義。 森づくりの構想にあたっては、公益的機能と木材生産機能を調和させながら、科学的・技術的な知見と理念に則った森林施業・管理を行うことが基本となります。 「スギとヒノキの樹種特性」、「目標林型の設定と間伐及び施業方法の選択の考え方」等についてご講義いただきました。 |
1,000ha程度の団地を対象として、市町村森林整備計画策定を念頭に、間伐の計画と林業専用道の整備計画を演習します。
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演習に先立ち、森林管理局講師にから、効率的な林業専用道の線形や間伐の作業システムについて説明。 |
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班ごとに、現地演習箇所の図面をもとに、10年間の間伐実施を効率的に行うため必要な林業専用道の配置についておおまかな検討を行います。
そのうえで、明日現地で確認したいポイントについて検討します。
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林分概要や施業履歴等を踏まえて現地の林況(ha本数、樹高、蓄積等)を評価した上で、将来的な目標林型を定め過程の施業を班ごとに検討します。 | |||
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班ごとに調査・検討後、発表及び酒井講師等講師陣からの講評が行われ、おのおの結果に基づき再度意見交換し理解を深めました。 |
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講師陣から遠望による林分状況の把握、地形・地質と施業方法選択の考え方、林業専用道及び森林作業道の作設のポイント等について説明。 研修生は、図面で読み取れない情報を確認し、最後にバスに貼った図面で各班ごとに線形や間伐計画を再確認しました。 |
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森林管理局講師と近藤プロセスマネージャーから、これからの実習についての留意事項を説明し作業開始! |
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対象として地元町長を想定、町長に地域の森林・林業の発展のためのビジョンをプレゼンし理解と協力を求めるという設定の演習は、
10年間の林業専用道整備及び間伐計画を示す図面、森林経営ビジョンを端的に表したパワポなど、班内で作業を分担しながらプレゼン資料の作成を進めます。 限られた時間の中で、町長を説得できる資料づくりにみなさん力を合わせ、真剣に取り組みました。 |
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各研修生はフォレスターとして町長(仮想)に対し地域の森林経営ビジョンについて提案を行います。 聞き手側は、町長や町の担当者、住民等になったつもりで質問します。 質問や他の班の発表を聞くことで、別の視点に気付き、新しい発見も生まれます。 |
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全班の発表が終わると、林野庁唐澤講師をはじめ各講師からの講評や補足、説明があり、演習は有意義のうちに終了しました。 |
技術・支援センター(四国)
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