ホーム > 森林管理局の概要 > 森林技術・支援センター > センターニュース > 第1回技術開発委員会開催


ここから本文です。

第1回技術開発委員会開催

6月5日に第1回技術開発委員会を開催しました。

新規課題・継続課題に貴重な意見を多く頂く第1回技術開発委員会

  技術開発委員会は、四国森林管理局技術開発委員会運営要領に基づき、森林生態学、林木育種、遺伝資源、民有林管理経営の専門家等の外部委員で構成されています。今回は平成20年度に実施した技術開発課題の調査結果等及びそれらを踏まえた21年度の技術開発実施計画について意見を伺いました。

委員会では、当センター技術開発課題「天然林におけるスギ天然更新技術の確立」をはじめ9課題等の検討・審議を行いました。

委員からは①ニホンジカ等の生息地周辺では、ニホンジカ等との共生(食害を受ける前提で)を念頭においた試験地の設定も必要ではないか、②モミ・ツガ等の天然更新試験地の設定について、モミ・ツガ等の更新の状況が思わしくないことから、人為のギャップ(モミ・ツガ等の稚樹が発生、成育しやすくするため林内に人手を加えて作る一定の空間)による調査プロットを追加してデータを蓄積していくという意見等が出された一方、現状の自然ギャップ(倒木や枯死により明るい環境が林内に生じた空間)調査プロットで更新の推移を見守るべきではないかという意見も出されました。

今回頂きましたこれら貴重な意見等を踏まえて今後の試験地設定の在り方などを検討していくこととしています。

お問い合わせ先

技術・支援センター(四国) 
ダイヤルイン:088-821-2250
FAX:088-821-4839

森林管理局の案内

リンク集