屋久島世界遺産地域管理計画（案）に対する意見公募について（お知らせ）

　林野庁、環境省及び文化庁は、屋久島世界遺産地域（以下、遺産地域）について、平成7年11月に屋久島世界遺産地域管理計画を策定し、これまで同計画に基づいた管理を行ってきました。
　しかし、近年の登山者の増加やヤクシカの増加により、生態系や自然景観に影響を及ぼす恐れがでてきたこと等から、現状に則した計画とするとともに、新たな知見を踏まえた遺産地域の管理を進めるため、今般、保全に係る各種制度の所管及び管理を実施する林野庁（九州森林管理局）、環境省（九州地方環境事務所）、文化庁（鹿児島県教育委員会）、鹿児島県及び屋久島町は、屋久島世界遺産地域科学委員会の助言を得つつ、現行の管理計画の見直しを行い、屋久島世界遺産地域管理計画（案）としてとりまとめました。
  この管理計画は、遺産地域の順応的管理を進めるとともに、関係行政機関や関係団体が相互に緊密な連携・協力を図ることにより、遺産地域を適切かつ円滑に管理するための、方策を明らかにするものです。
  今般、屋久島世界遺産地域連絡会議の構成機関である九州地方環境事務所等において、「屋久島世界遺産地域管理計画（案）」について、広く国民の皆様の御意見をお聞きするため、平成24年1月27日(金)から平成24年2月26日(日)までの間、意見公募を行いますので、お知らせします。