お知らせ
日付
2015年3月12日(木)
タイトル
「木道利用に係るガイド講習会」を開催
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3月12日(木)に沖縄森林管理署と当センターの主催で、森林環境教育の拠点施設として、平成20年度に仲間川の支流の北舟付川(ニシフナツキカワ)に隣接するマングローブ林及びサガリバナ林内に整備されている木道(延長150m)等の利用を希望する者を対象に「木道利用に係るガイド講習会」を開催し、41名の方々が受講されました。
今回の講習会では、初めての人と2回目以降の人を区分して講習会を行うこととしました。つまり、初めて講習を受講される人に対しては仲間川の自然や法的規制などに関する様々な基本的情報を提供して、当該地域に対する理解を深めてもらうようにしました。
その後、講習が2回目以降の人と一緒に西表島を巡る様々な状況や木道の利用に当たっての基本的な注意事項などを伝えました。
今後、講習を受講した人たちが、設置されている木道を有効に利用して、訪問者に対して西表島の豊かな自然への理解を深められるようになることを期待しています。
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日付
2015年3月10日
タイトル
平成26年度ヒナイ川の利用状況調査(3月分)報告
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3月期のヒナイ川流域における利用状況調査を10日(火)に実施しました。結果、カヌーツアー9組で利用者は31名(ガイド含む)でした。
ピナイサーラの滝の水量も以前のように回復していました。
ヒナイ川の26年度1年間のカヌーツアーの利用実績は27業者151組673名(ガイド含む)の利用がありました。
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那覇からの利用者
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水量が戻ってきました。
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日付
2015年3月9日
タイトル
仲間川及び仲良川流域におけるマングローブ林倒伏被害調査を実施
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3月9日(月)に仲良川流域において発生しているマングローブ林倒伏被害地の調査を実施しました。調査の結果、西表国有林155い林小班において0.70haの倒伏被害地を確認しました。
倒伏した種はオヒルギで支流に沿って軟弱地盤な箇所で発生していました。
これで倒伏箇所の調査は、既に調査を終えた仲間川支流の2箇所(民有地3.53ha、国有林1.85ha)を含め3箇所となりすべての被害地の調査が終了し概要が明らかとなりました。
この倒伏被害の原因は、八重山地方を襲った観測史上1、2位の最大風速65~70mを記録した平成18年9月の台風13号及び平成19年9月の台風12号によるものです。このことは、経時の空中写真においても確認されます。
今後は、生じたギャップがどのように再生していくかを継続的に調査し、関係機関や有識者への情報共有などを図りながら更新の進捗を確認していくこととしています。
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仲良川の被害地
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仲間川の被害地
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日付
2015年2月10日
タイトル
平成26年度ヒナイ川・西田川の利用状況調査(2月分)報告
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2月期の利用状況調査をヒナイ川は9日(月)、西田川は10日(火)に実施しました。
結果、ヒナイ川はカヌーツアーが6組、利用者が18名(ガイド含む)、西田川は徒歩での利用客が1組、利用者は2名でした。
ヒナイ川の調査日はこの冬一番の冷え込みで利用客がいるのか心配でしたが、半数の組が滝の上まで行く客でした。
一方西田川は、地元の宿泊施設に勤務している人と、西表島には観光で数回来ている人でした。
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日付
2015年1月20日
タイトル
平成26年度外来種ソウシジュ(白浜地区)モニタリング調査を実施
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平成26年度の外来種ソウシジュ(白浜地区)のモニタリング調査を、平成27年1月20日に実施しました。
この調査は、外来種であるソウシジュが、西表島西部の白浜を起点とする旧白浜林道の奥深い内陸地に侵入していますが、その生育状況がどのようになっているか、毎年度モニタリングしているものです。
ソウシジュの生育状況は昨年の調査と比較して状況は変わりませんでした。また、調査プロットの4区域内においては稚樹の発生は確認できなかったことから、全体として衰退の方向に向かっていると思われます。
しかしながら、4箇所の調査地区以外の森林が空けた場所では、ソウシジュの幼木が数カ所で確認されました。
今後とも推移を見守ることが必要であることを再認識しました。
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調査風景
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日付
2015年1月15日(木)
タイトル
「浦内川及び仲良川流域におけるマングローブ林立ち枯れ調査」の地元説明会を実施
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1月15日(木)に、西表島の中野わいわいホールにおいて、「浦内川及び仲良川流域におけるマングローブ林立ち枯れ調査」の地元説明会を実施しました。
この調査は、平成21年に浦内川及び仲良川流域の5箇所で確認したオヒルギの立ち枯れについて、平成22年度から25年度まで生育状況等の調査を行ったものです。
説明会では、4年間の調査内容と立ち枯れ原因について説明を行うとともに、関連して仲間川の台風被害地の状況についても報告しました。
今後も、当センターが行っている各種調査について取りまとめを行い、地元説明等を行っていきたいと考えています。
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日付
2015年1月9日
タイトル
平成26年度ヒナイ川の利用状況調査(1月分)報告
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1月期ヒナイ川流域における利用状況調査を9日(金)に実施しました。
この日の利用者は、カヌーツアーが2組(ガイド含め5名)で、2組とも午前中に1時間程度の利用状況でした。当日は、曇り空で少々肌寒い1日だったせいか、昨年の同時期と比べ利用者は減少(昨年の利用者6組、ガイド含め20名)していました。
今後は暖かくなるにつれ段々と利用者も多くなることでしょう。
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本日のカヌー数量
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サキシマスオウノキの稚樹
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日付
2014年12月18日
タイトル
仲間川のマングローブ林の生育状況調査を実施
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12月18日(木)に仲間川流域のマングローブ林の生育状況調査を実施しました。調査は、調査木の生育状況調査、光環境の調査、稚樹の発生状況調査を行いました。
調査結果については、昨年の調査に比較して生育状況に変化はありませんでしたが、稚樹の発生が少ない状況が続いており生育環境の変化に注視していく必要があります。
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生育状況調査
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日付
2014年12月12日
タイトル
平成26年度ヒナイ川・西田川の利用状況調査(12月分)報告
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12月期の利用状況調査をヒナイ川は10日(水)、西田川は12日(金)に実施しました。結果、ヒナイ川はカヌーツアーが2組、利用者が4名(ガイド含む)、徒歩での利用客が1名あり、西田川はカヌーツアーが1組、利用者数が3名(ガイド含む)でした。
先日からの雨のせいか、ピナイサーラの滝の水量も少しは増えていました。
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日付
2014年12月4日
タイトル
平成26年度国有林野事業業務研究発表会で発表
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12月4日(木)に、平成26年度国有林野事業業務研究発表会が農林水産省林野庁で開催され、三部門「森林技術部門」「森林保全部門」「森林ふれあい部門」において24課題の発表がありました。
森林保全部門で、当センターの渡邉自然再生指導官と沖縄森林管理署の岩下森林官が、「低コストによる外来種(ギンネム)対策と海岸林再生への取組」と題し、侵略的外来種であるギンネムの駆除・抑制を行いながら在来種(テリハボク・フクギ等)を中心とした林分への転換を図るために、防草シートと在来種の播種などの手法を用いて、低コストによる海岸林の自然再生への取り組みについて発表を行いました。
その結果、本課題は林野庁長官賞優秀賞を受賞しました。
今後も、当センターが取り組んでいるモニタリング調査など各業務について各種発表会・研究会等で発表するなどPRに努めたいと考えています。
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日付
2014年11月26日
タイトル
「浦内川及び仲良川流域におけるマングローブ林立ち枯れ調査」を実施
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浦内川及び仲良川のマングローブ林立ち枯れ被害箇所の調査を10月7日(火)、11月26日(水)に実施しました。
この立ち枯れ被害は、平成21年に発生を確認して以降、平成22年度から25年度まで継続して生育状況等の調査を行った結果、土砂流入が立ち枯れの原因であるとすることについて一定の見解を取りまとめることができたことから、これまで行ってきた生育状況、地盤高、膝根状況の調査は終了することとしました。
しかしながら、被害地の再生はマングローブ林生態系の保全上重要であることから、稚樹の発生状況や陸生植物の侵入状況などについて、継続的な調査を行っていくこととしました。
今年度の調査結果については、両調査項目ともに特に変化はありませんでした。
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浦内川被害地
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仲良川被害地
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日付
2014年11月17日
タイトル
浦内川マングローブ林の生育状況調査を実施
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11月17日(月)、18日(火)に浦内川流域のマングローブ林の生育状況調査を実施しました。
調査は、二カ所の調査設定箇所において、調査木の生育状況調査、光環境の調査、稚樹の発生状況調査を行いました。
調査結果については、昨年の調査に比較して特に変化はありませんでした。
なお、今年度よりこれまでの調査を検証して、コドラートや調査項目等の見直しを行い実施しています。
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稚樹の発生調査
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日付
2014年11月13日
タイトル
平成26年度ヒナイ川の利用状況調査(11月分)報告
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11月期ヒナイ川流域における利用状況調査を13日(木)に実施しました。
この日の利用者は、カヌーツアーが7組(ガイド含め20名)で、天候も悪かったせいか今年度調査した中で1番少ない利用客数になりました。また、しばらく雨が降らなかったためピナイサーラの滝の水量も少ない状況になっていました。
今年度は、台風の影響が少なかったことなどもあってサキシマスオウノキの種子が多く落ちているように感じました。
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ガイドと一緒に「はい、ポーズ」
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日付
2014年11月11日
タイトル
白浜小学校の「山の体験学習」を支援
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11月11日(火)に、白浜小学校の三大行事である「山の体験学習」が実施され、当センターと租納森林事務所から参加し森林環境教育の一環として支援しました。
当日の参加者は、生徒17名、教職員7名、保護者等20名、合わせて総勢44名で、9時00分に白浜港を出港し、途中、島袋講師からイチバン川(トゥドゥルシ川)、ヌバン川(アダナデ川)や旧耕作地での体験談、また、植物の説明を受けながら、仲良川船着場に上陸し、ナーラの滝を目指しました。
滝までの道中オキナワウラジロガシのドングリなどを拾いながら11時頃に到着しました。その後、山菜取り班と魚釣り班に分かれ収穫を楽しみ、12時の昼食時にはそれぞれが収穫した山菜やエビを天ぷらにしておいしく頂きました。
13時頃から下山を開始し、船着場までにキノボリトカゲ等の動物を見つけたりしながら下山し、再び船に乗って14時30分頃に無事白浜港へ帰港しました。
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日付
2014年11月5日
タイトル
JICA研修生を受け入れ
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平成26年度の国際協力機構(JICA) による集団研修の一つである「住民参加による多様な森林保全」コースの研修生を11月4. 5日に受け入れました。
研修生は13カ国から14名が参加しており、4日には沖縄県や西表島の地域の森林概況などの講義を受け、5日にはサキシマスオウノキ等の保全の現場や森林の中を実際に歩いて視察しました。
研修生の多くは熱帯地域の国から参加していることから、西表島の現場等の視察では、気候や植生などの共通性などを感じながら、様々な質問等をしていました。
今回の西表島での経験が今後の彼らの活動に寄与できることが期待されます。
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サキシマスオウノキの前で記念写真撮影
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講義の受講状況
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日付
2014年10月10日
2014年10月30~31日
タイトル
「仲間川マングローブ林に関する意見交換会」の開催並びに「研究機関による台風被害地調査」に参加
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① 「仲間川マングローブ林に関する意見交換会」
仲間川マングローブ林の保全・保護を図っていくことを目的として、環境省西表自然保護官事務所及び竹富
町役場と「仲間川マングローブ林に関する意見交換会」を10月10日に行いました。
意見交換では台風被害地に関して、再生状況を把握するための経過観察や地元説明が必要である等の意
見で一致し、参加機関との一層の疎通が図られました。
② 「研究機関による台風被害地調査」
仲間川マングローブ林の台風被害地のフィールドを利用して研究を行っている(独)防災科学技術研究所の
現地調査に10月30日から31日の二日間、琉球大学熱帯生物圏研究センターと共に、当センターからも参加し
サポートしました。
この研究は、被害前と被害後の空中写真から三次元形状を復元し、地表面の変化からさらに横方向(マン
グローブ林の拡大)や縦方向(バイオマスの増大)の変化を検出する研究で、今回の現地調査は復元したモ
デルと現地との差分検出精度の手法を開発するために行われた調査です。
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GPSによる標高調査
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樹高調査
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日付
2014年10月23日
タイトル
マングローブ開花結実習性調査を実施(指標木の選定と設置)
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西表島におけるマングローブの開花結実習性等を把握するため、指標木の選定を10月23日(木)に実施しました。
調査指標木は、主たる構成種である「オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、メヒルギ、マヤプシキ、ヒルギダマシ、ヒルギモドキ(ニッパヤシを除く)」の6種と、副次的な構成種である「サキシマスオウノキ、ミズガンピ、シマシラキ、ミミモチシダ」の4種を選定しました。
今後継続して観察を行い取りまとめることとしています。
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指標木の選定
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胎生種子が出始めたオヒルギ
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日付
2014年10月21日
タイトル
平成26年度森林の流域管理システム推進発表大会で発表
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10月21日(火)、熊本市の九州森林管理局で開催された平成26年度森林の流域管理システム推進発表大会において、当センターの渡邉自然再生指導官と沖縄森林管理署の岩下森林官が、「低コストによる外来種(ギンネム)対策と海岸林再生への取り組み(第2報)」と題して、発表を行いました。
発表内容は、侵略的外来種であるギンネムの駆除・抑制を行いながらテリハボク・フクギ等の在来樹種を中心とした林分への転換を図るためのもので、人工播種、ポット苗・コンテナ苗の植え込み等の手法を用いて行った結果等について考察したものでした。
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日付
2014年10月19日
タイトル
船浦湾ビーチクリーンを実施
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西表島内のビーチクリーン活動を実施している西表エコツーリズム協会のエコプロジェクト活動に継続的に参加しており、船浦湾では今年3回目となるビーチクリーンが10月19日(日)に実施されました。
今回は、カヌー組合が主催する形で行われ、船浦湾のマングローブ林内や周辺にある漂着ゴミだけでなく、船浦湾に流れ込んでいるヒナイ川、西田川沿いの漂着ゴミも回収されました。
参加者は34名で、回収されたゴミは発泡スチロールが一番多く48袋、その他プラスチックが27袋、ブイ24袋、ペットボトル18袋などトン袋と合わせて139.7袋となりました。
一時は、海中道路からも発泡スチロールやブイなどの漂着ゴミが見える状態だったものが、観光客にも喜ばれるきれいな景色を取り戻しました。
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カヌーでのゴミ回収
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回収したゴミの整理
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日付
2014年10月15日
タイトル
平成26年度西田川、ヒナイ川の利用状況調査(10月分)報告
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10月期の利用状況調査を西田川は14日(火)、ヒナイ川は15日(水)に実施しました。
結果、西田川はカヌーツアーが2組、徒歩ツアーが1組、利用者数は15名(ガイド含む)で県外からのグループでした。一方、ヒナイ川はカヌーツアーが18組、徒歩ツアーが1組、利用者数70名(ガイド含む)でした。
今回は、台風19号の影響で入り込み者数が少ないと思いましたが、昨年同期と比べても同じ程度の利用者数でした。ヒナイ川では約半数が滝の上下を見る1日コースのグループでした。
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サンガラの滝で記念撮影
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ピナイサーラの滝上の状況
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日付
2014年09月30日
タイトル
森の巨人たち百選「ウタラ川のオヒルギ」の調査を実施
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森の巨人たち百選に選定されている「ウタラ川のオヒルギ」の調査を9月30日(火)に実施しました。
オヒルギの生育状況については、大型台風の襲来もなかったことから幹や枝の損傷もなく生育に変化は認められませんでした。
しかしながら超老齢木であるため、樹木医診断や当センターの報告に基づき、台風等による枝折れ防止対策やシャコ塚除去の地盤対策などの保全措置が「西表島巨樹・巨木保全協議会(竹富町役場主催)」において今年度実施される予定になっています。
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満潮時の森の巨人オヒルギ
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日付
2014年9月11日
タイトル
平成26年度ヒナイ川の利用状況調査(9月分)報告
コメント
9月期ヒナイ川流域における利用状況調査を11日(木)に実施しました。
結果は、カヌーツアーが24組(ガイド含め109名)で、SUPツアー(カヌー上陸地点まで)が1組(ガイド含め3名)でした。訪れた利用者はほとんど県外からの利用者で、台湾からの団体客や、大阪からの修学旅行生が数組いました。
約40%が1日掛けてピナイサーラの滝上から滝壺へのトレッキングを楽しもうとする客でした。
また、ヒナイ川以外の西表島の観光地へ行くと云われた客が3組いました。
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カヌー係留箇所(歩道)
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ツアー客
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日付
2014年08月25日
タイトル
平成26年度ヒナイ川、西田川の利用状況調査(8月分)報告
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8月期の利用状況調査を西田川は18日(月)、ヒナイ川は25日(月)に実施しました。
結果、西田川はカヌーツアーが6組、利用者数が34名(ガイド含む)徒歩での利用者が1組、3名でした。 雨不足のせいか滝の水量が少なめでした。
一方、ヒナイ川はカヌーツアーが23組、利用者数125名(ガイド含む)、徒歩での利用者が1組、2名の計24組、127名でした。 夏休み最後の週のせいか、約半数の組が子供連れの家族でした。
ガイドの話では、入り込み者が多いため午前に別の箇所に行き午後から滝を見に来る、またはその逆のパターンでツアー客を案内しているということでした。
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サンガラの滝で記念撮影
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ヒナイ川船着場の状況
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日付
2014年7月23日(水)
タイトル
「マングローブ研究とGIS技術」の研究会に参加
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7月21日(月)から25日(金)かけて、琉球大学熱帯生物圏研究センター(西表島)で共同利用研究会「マングローブ研究とGIS技術」が開催され、当センターからも参加しました。
23日(水)に行われた研究発表会では、吉田生態系管理指導官が「西表島の国有林におけるマングローブ林の現状と今後の課題」という発表を行い、当センターを紹介するとともに実施しているマングローブ林の生育環境調査と仲間川の台風被害地の状況について、報告しました。
本研究会ではマングローブ林等に関する様々な調査研究と最新のGIS技術の利用状況などに関する発表が行われ、非常に有意義な研究会でした。
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日付
2014年07月13日
タイトル
大原中学校の仲間川筏下りを支援
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7月13日(日)に、大原中学校の三大行事である仲間川筏下りが実施され、当センターと大原森林事務所も森林環境教育の一環として参加し支援しました。
当日の参加者は、生徒24名、教職員12名、保護者等18名、合わせて総勢54名で、6時00分に仲間川大富船着場に集合し、学年別に分かれた班の代表者が決意表明を行った後、筏を係留してある仲間川上流の9km地点まで観光船で移動し、生徒と教職員数名及び保護者が乗船した4艇の手作り筏に分乗し、その他の支援する教職員、保護者は船やカヌーに乗って7時05分筏下りを開始しました。
一年生チームは力を合わせて櫂を漕ぎ最初から独走状態でしたが、2年生・3年生チームは右へ行ったり左へ行ったり、また、泳いだりしながらゆっくりと下っていきました。
途中では班毎に筏上でバーベキュー等食事を取りながら、最後は干潮のためみんなで押しながら12時25分全員無事にゴールし、父兄が用意したぜんざいをおいしそうに食べていました。
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日付
2014年07月12日
タイトル
平成26年度ヒナイ川の利用状況調査(7月分)報告
コメント
平成26年度7月期のヒナイ川利用状況調査を12日(土)に実施しました。結果はカヌーツアーがレンタルを含め23組、トレッキング1組、利用者数は132名(ガイド含む)で、ほとんどが県外からの利用者で、沖縄本島と海外から1組ずつの利用者がいました。
今回は、台風も通過し、また、土曜日に実施したせいか今年度最高の利用者でした。
レンタルでの利用者は、数年前には西表島横断や滝壺にも行ったらしく、前回行けなかった滝上と滝壺に行き、とても良かったという感想を述べていました。
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日付
2014年7月3日
タイトル
海岸林での在来種(テリハボク・フクギ)手法別発芽育成試験について
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7月3日に、南風見田海岸林に設置している在来種(テリハボク・フクギ)手法別発芽育成試験の成長調査を行いました。
この試験地は2013年10月に在来種の播種を行い、また同時期に育苗したポット苗、コンテナ苗も植え込んでそれぞれの成長量を調査しています。
播種においては、6ヶ月後の発芽率は、フクギ37%、テリハボク72%でした。その発芽したものに対して、2年10ヶ月経過の生存率は、フクギ23%、テリハボク81%となっています。発芽状況については、テリハボクで2年以上経過して発芽するものもあり一定ではないようです。
成長量については、平均苗長は(播種17.7cm、ポット18.7cm)、最大苗長は(播種33cm、ポット苗25cm)となっており、ほとんど成長に差はないようですが、播種及びポット苗等においてもテリハボクのほうが順調に成長するようです。
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日付
2014年06月24日
タイトル
仲間川木道周辺のマングローブ林の生育状況並びに生育環境調査を実施
コメント
6月24日(火)に仲間川支流の北舟付川(ニシフナツキガワ)の木道周辺に設定したマングローブ林の生育状況並びに生育環境調査を実施しました。
調査項目は、立木の生育状況の調査、稚樹の発生調査、地盤高調査、林内の光環境調査、定点観測撮影を実施しました。
結果については、各調査項目に大きな変化は見られませんでした。
当該地周辺は支流沿いで軟弱な地盤であることから、これまでの累次の台風による影響により倒伏の被害が発生しており、引き続き被害地の更新状況等を注視していく必要があると考えています。
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調査風景
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日付
2014年06月19日、20日
タイトル
平成26年度ヒナイ川、西田川の利用状況調査(6月分)報告
コメント
6月期西田川流域における利用状況調査を19日(木)、ヒナイ川流域における利用状況調査を20日(金)に実施しました。
結果は、西田川のカヌーツアーが1組(ガイド含め3名)、ヒナイ川のカヌーツアーが14組(ガイドを含め64名)でした。ガイドを除く利用者は男性26名、女性23名でほとんどが県外からの利用者で、若者10数名のグループもいました。中には、ピナイサーラの滝に来たのは2回目という大阪からの女性客もいました。
両日とも良いカヌーツアー日和となり、ほとんどの人が滝壺で泳いで楽しそうでした。
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横浜からの利用客(サンガラの滝)
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大阪からの利用客とガイド(ピナイサーラの滝)
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日付
2014年06月18日
タイトル
森の巨人たち百選「仲間川のサキシマスオウノキ」の調査を実施
コメント
森の巨人たち百選に選定されている「仲間川のサキシマスオウノキ」の調査を6月18日(水)に実施しました。
調査では、サキシマスオウノキの生育状況に変化は認められませんでしたが、着生しているアコウの気根がサキシマスオウノキの幹をつたわって地中に向かって伸長していることや、周囲に生育するアコウがサキシマスオウノキの板根の伸長に支障を与えていることが年々顕著になって発現してきていることから、今年度「西表島巨樹・巨木保全協議会(竹富町役場主催)」において樹木医診断が実施される予定になっています。
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サキシマスオウノキ
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周囲に生育するアコウの影響
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日付
2014年05月17日
タイトル
船浦中学校の浦内川筏下りを支援
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5月17日(土)に、船浦中学校の三大行事である浦内川筏下りが実施され、当センターと租内森林事務所も森林環境教育の一環として参加し支援しました。
当日の参加者は、生徒35名と教職員、保護者、支援者ら合わせて総勢60名で、7時45分に浦内川駐車場に集合し結団式を行った後、浦内川上流の軍艦岩まで観光船で移動し、生徒と教職員数名は4艇の手作り筏に分乗し、その他の支援する教職員、保護者、支援者は船やカヌーに乗って筏下りを開始しました。
観光船とすれ違うときには手を振ったりしながら、ゆっくりと下っていきました。途中のチェックポイントでは、琉球大学の先生からマングローブの話や、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの葉や根の違い等の講義を受け、西表島のマングローブが日本で最大の広がりがあることを知り大切にしていきたいなどの感想を述べていました。
最後の数十メートルは4艇で競争となり、櫂で漕ぐというよりみんなで押しながら全員無事にゴールしました。
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日付
2014年05月16日
タイトル
平成26年度ヒナイ川の利用状況調査(5月分)報告
コメント
平成26年度5月期のヒナイ川利用状況調査を16日(金)に実施しました。結果はカヌーツアーが11組、利用者数41名(ガイド含む)で、ほとんどが県外からの利用者でした。
今回は、半数以上がピナイサーラの滝上と滝壺を回る一日コースの利用者で、シーカヤックの利用者もいました。
八重山地方は梅雨入りしたものの梅雨らしい雨は数日降った程度で、調査日も暑くもなく、良いカヌーツアー日和となり利用客もとても気持ち良さそうでした。
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日付
2014年05月14日
タイトル
船浦ニッパヤシ群落のモニタリング調査を実施
コメント
5月14日(水)に、船浦ニッパヤシ群落において、地盤高調査、ニッパヤシの葉数・葉高調査を行いました。
ニッパヤシの葉数・葉高調査では、幼葉の発芽が3本、幼葉の枯れを1本確認しました。
今回、西表島の気象データと船浦ニッパヤシの調査データを対比し検証したところ、過去において、西表島の1月から3月の平均気温は20度を下回っている月があり、最低気温も10度以下の日も確認できました。その時期の幼葉の生長量は、夏場の時期に比べると半分以下の生長量になっています。ニッパヤシの幼葉は平均気温が20度を下回ると成長が鈍化し、また、場合によっては枯れることもあるのではないかと考えられます。
今年の1月から3月の平均気温は何れの月も20度を下回っており、昨年よりも寒い気象条件だったようで、その影響のせいか今回のモニタリング調査では幼葉の成長が著しく劣っていることが確認できました。
また今回の調査で、発芽しているニッパヤシの種子が確認できましたので今後の成長が楽しみです。
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日付
2014年04月21日
タイトル
平成26年度西田川、ヒナイ川の利用状況調査(4月)報告
コメント
今年度最初の4月期の利用状況調査を西田川は7日(月)、ヒナイ川は21日(月)に実施しました。西田川の利用者はありませんでしたが、ヒナイ川はカヌーツアーが12組、利用者数45名(ガイド含む)でした。
ほとんどが県外からの利用者で、中にはニューヨークからの女性が一人で一週間の予定で西表に来ている人もいました。
案内しているガイドからの情報では、やはり休日の利用が多いということでしたので、連休中にはさらに利用者が多くなると思われます。
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サンガラの滝
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神戸、NYからの利用者
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※お願い:当センターでは本年度もヒナイ川(毎月1回)及び西田川(2ヶ月に1回)において利用状況調査を実施します。調査に当たってはガイドの皆様方のご協力が欠かせませんので、よろしくお願いいたします。また、利用に当たっては無理をせずケガなどがない様に気をつけて下さるようお願いします。
日付
2014年4月18日(金)
タイトル
森脇総務企画部長、浪崎経理課長視察
コメント
森脇総務企画部長と浪崎経理課長が4月15~18日にかけて来訪し、当センターと沖縄森林管理署の職員が一緒に案内しました。
川満竹富町長を表敬訪問し、石垣市内にある当センターの施設等を視察しました。
その後、西表島に移動し、島内における森林管理署の施設等を視察するとともに、西表島の国有林内にある大富口(西表島横断道)、サキシマスオウノキ木道、北船付川木道、ウタラ炭鉱跡地木道、ヒナイ川、マリュウドの滝、浦内川外来種侵入箇所、分収造林箇所、漂流・漂着ゴミの漂着箇所などの現地を視察しながら、西表島森林生態系保護地域の有する様々な課題について、今後の方向性等についての意見交換をしました。
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大富口(西表島横断道)を視察
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ヒナイ滝上部からの風景
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日付
2014年4月11日(金)
タイトル
石澤林野庁国有林野生態系保全室長、上田九州森林管理局次長視察
コメント
石澤林野庁国有林野生態系保全室長と上田九州森林管理局次長他1名が4月9~11日にかけて来訪し、当センターと沖縄森林管理署の職員が一緒に案内しました。
西表島の国有林内にある大富口(西表島横断道)、サキシマスオウノキ木道、北船付川木道、ウタラ炭鉱跡地木道、ヒナイ川、マリュウドの滝、浦内川外来種侵入箇所、分収造林箇所、漂流・漂着ゴミの漂着箇所などの現地を視察しながら、西表島森林生態系保護地域の有する様々な課題について、今後の方向性等についての意見交換をしました。
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浦内川河口部のマングローブ林を視察
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