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平成24年度の取り組み

平成24年度第2回ボランティア間伐等の実施

 2月16日に宮崎県綾町中尾国有林2045い1林小班において、平成24年度第2回照葉樹林復元ボランティア間伐及び「もっくん」製作等が、綾の照葉樹林プロジェクト連携会議主催(九州森林管理局、綾町、日本自然保護協会、てるはの森の会)で開催され、宮崎市内の親子11組(小学生低学年)26名及び木育サポーター等6名が参加し実施されました。
 朝から快晴となった綾町・川中キャンプ場において、開会式が行われ主催者を代表して津々見正樹宮崎森林管理署長、濱田秀一郎九州森林管理局指導普及課長が挨拶、松永善人九州森林管理局森林施業調整官から「照葉樹林、綾のプロジェクトの事業内容、復元のための間伐作業等について」解りやすく説明がなされました。
 その後、安全指導、準備体操、班編成(全体を4班に分け、さらに各班をA,Bに分けた)を行い作業地に移動し、地元森林官(綾森林事務所)による間伐の実技及び安全指導を受け、A班は間伐、B班は「もっくん製作」に分かれ(50分で交代)、親子で楽しく作業を行いました。
 参加した小学生や保護者からは、「間伐を実施した跡に、どのような植物が発生するのですか」、「森林での作業の大変さが実感できた。それでも貴重な体験が出来て良かった」などの声が聴かれました。

 

ボランティア間伐

 

 

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伐倒の指導をする中村森林官(左から3番目)と真剣に聞き入る参加した親子

さあー実践です。鋸を使うの初めてで、大変です!(間伐風景)

 

 

「もっくん」製作

 

 

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「もっくん」製作の説明をする相馬(てるはの森の会)さんと説明に聞き入る親子

思い思いの「もっくん」を製作する参加した子供たち

 

 

綾プロ第17回連携会議及び事業説明会

 1月15日に宮崎県綾町役場会議室において、綾川流域照葉樹林帯保護・復元計画(綾の照葉樹林プロジェクト)第17回連携会議が、関係機関5者(九州森林管理局、宮崎県、綾町、日本自然保護協会、てるはの森の会等)の出席の下、開催されました。
 会議は、平成24年度事業取組状況、綾川流域照葉樹林帯保護・復元計画推進協定の再締結(案)、短期行動計画(第Ⅲ期:平成25~29年度)の見直し案が主な議題で、協定書は再締結に向けて調整することとし事業取組状況及び第Ⅲ期行動計画案は提案どおり了承されました。
 また、同日に綾町・高年者研修センターにおいて、地域住民約60名参加の下、綾プロ関係機関5者により「生物多様性とプロジェクトの取組」と題して事業説明会を開催するとともに、新たな試みとして参加者による「環境、教育、観光、町づくり」ワークショップを実施し、今後の綾プロ及び事業説明会に活かす取組が行われました。

 

第17回連携会議

 

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連携会議で議論する5協定代表(正面右から1番目は矢野計画部長)

津々見宮崎森林管理署長(左から1番目)と濱田生態系管理指導官(左から2番目)

 

事業説明会

 【 説 明 会 】  

   

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 事業説明に聞き入る地元町民の皆さん

 九州森林管理局を代表して「綾の森にすむ動物たち」について説明する高島保護林係長

 【 ワークショップ 】 

 

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各班に分かれて疑問・問題点を提起する住民の皆さん

取りまとめた疑問・問題点について発表する代表者(環境部門)

 

 

平成24年度第1回照葉樹林復元ボランティア間伐の実施

    11月23日に宮崎県綾町中尾国有林2045よ林小班において、平成24年度第1回照葉樹林復元ボランティア間伐及び森林の散策が、綾の照葉樹林プロジェクト連携会議主催(九州森林管理局、綾町、日本自然保護協会、てるはの森の会)で開催され、地元綾町の綾中学校生徒等21名及び(株)ソーラーフロンティア環境安全部2名が参加し実施されました。
    集合場所となった、綾町・川中キャンプ場において、開会式が行われ主催者を代表して河野裕之九州森林管理局計画課長が「間伐を行うことによる照葉樹林復元の意義を感じながら生物多様性に富んだ森林にふれ合っていただきたい」と挨拶、安全指導、準備体操、班編成後(5名毎5班に分け)に作業地に移動し、地元森林官(綾森林事務所)による間伐の実技及び安全指導を受け、各班毎に分かれて間伐を行うとともに、午後から2班に分かれ「森林の散策」を実施しました。
    参加した中学生からは、「間伐は初めてなのでドキドキしたが森林管理署等の皆さんの指導で貴重な経験をさせてもらった」、「森林の大切さが少しだけど理解できた」などの声が聴かれました。

 

 

 

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はーい!鋸は引くときに力を入れて下さい(間伐の指導風景) 綾の森林の歴史について学ぶ綾中学校の生徒たち(森林の散策)

 

綾プロ第16回連携会議

    8月7日に宮崎県綾町役場において、「綾の照葉樹林プロジェクト(略称:綾プロ)」の第16回連携会議が、九州森林管理局、宮崎県、綾町、日本自然保護協会、綾の照葉樹林プロジェクト推進協議会(略称:てるはの森の会)の関係機関5者が出席し開催されました。
    会議は、各関係機関5者から平成23年度事業報告及び平成24年度事業計画(案)が報告・提起され、満場一致で確認・承認されました。
    また、綾町から「綾ユネスコエコパーク登録」に伴い、綾プロとの連携を含めた「綾ユネスコエコパーク運営体制」についての提起がなされ、「綾プロ・綾ユネスコエコパーク地域連携協議会・町づくり協議会」の三本柱の体制が確認されました。
    最後に、前田綾町長からエコパーク登録への関係機関の支援に対するお礼と9月1日に実施する「綾ユネスコエコパーク登録記念式典」への協力依頼がなされ、連携会議を閉会しました。

 

 

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会 議 の 冒 頭 挨 拶 す る 上 野 座 長

九州森林管理局の綾プロへの取組について挨拶する矢野計画部長

 

 

平成24年度「森林の市」

    平成24年5月12日(土曜日)から13日(日曜日)にかけて、平成24年度「森林の市」が林野庁及び東京都、国土緑化推進機構等の主催で、東京都千代田区の「日比谷公園」において、森林・林業に関連する57団体が出展し開催されました。
    九州森林管理局は、綾の照葉樹林プロジェクト連携会議(5者の協働:九州森林管理局、宮崎県、綾町、日本自然保護協会、てるはの森の会)の一員として出展に参加し、照葉樹林の保護・復元への国有林の取組や綾の照葉樹林プロジェクトとしての活動をPRしました。
    出展では、工夫を凝らし(ア)照葉樹林○×クイズ、(イ)モックンの作成(ヒノキやサクラの枝を利用したキーホルダー)を実施し、出展に訪れた子供連れの家族、カップル(老若男女)に好評で、終了間際まで途絶えませんでした。
    また、「森林の市」前日の11日には、沖国有林野部長を表敬訪問し綾の照葉樹林プロジェクトの取組を報告するとともに意見交換を行いました。

  

 

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照葉樹てどんなもの?・・・照葉樹林○×クイズに挑戦する来店者

家族で「モックン作成」・・・パパここどう作るの!?

  

 

お問い合わせ先

計画保全部計画課
担当者:森林施業調整官 
代表:096-328-3500(内線516)
ダイヤルイン:096-328-3613
FAX:096-325-3804

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