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平成18年度の取り組み

 19年度事業計画など審議

当局では、宮崎森林管理署会議室で、綾の照葉樹林プロジェクト第5回連携会議を開催。今年度の事業の取組状況及び翌年度の事業方針等を審議。特に翌年度の事業計画に向けては、(1)復元に向けた取組実績が出始めたことから、成果の評価を行い、事業に反映させていくべき。(2)調査事業等については、相互に関連することから報告書を持ち寄り検討会を開くべき。(3)取組の成果等については、広く市民へ情報発信すべきなどの意見が出されました。連携会議では、今回の審議内容を踏まえて取組むことを確認し、事務局からの提案を了承して会議を終えました。【平成19年2月16日】

第5回連携会議

 

プロジェクトによる復元事業始まる

ボランティア用見本林において、本プロジェクトによる初めての事業として、林内に生育している照葉樹の生長及び発芽を促進するための造林木を除去する「ボランティア照葉樹林復元事業」に着手。また、復元事業前後のモニタリング調査についてもボランティアで行いました。【平成18年11月23日】

ボランティア照葉樹林復元事業に取り組む参加者ら

 

復元の具体的方法を探る

当局では局署等関係職員が参加し、綾の照葉樹林プロジェクト復元事業の現地検討会を開催。現地検討会は、今回が2回目。復元方法の基本的な枠組みに現地の実態をふまえ、復元事業を着実に進めるのが目的。 現地検討後の意見交換では、具体的な復元の実施方法等について活発な討論が行われ、最後に同プロジェクトの復元事業については、関係者が緊密に連携して取り組むことを確認し検討会を終えました。【平成18年8月22日~23日】

現地検討会開く

18年度事業計画など審議

当局では宮崎森林管理署会議室において、綾の照葉樹林プロジェクト第4回連携会議を開催。特に平成18年度事業計画では、(1)森林生態系保護地域の新設について調査し、その妥当性について検討委員会を立ち上げ来年度設置に向けて検討(2)復元事業に当たっては、事業を行う前後に植生などを調査し生態系への影響などを調べる(3)見本林を1カ所追加し整備するーなどについて了承されました。【平成18年7月14日】

第4回連携会議

 

サポーター参加を呼びかけ

連携会議では、東京都日比谷公園において林野庁などの主催による「緑の感謝祭・森林の市」のイベントに出展、参加しました。
「綾の照葉樹林プロジェクト」の普及とサポーター参加を呼びかけることを目的に参加。展示コーナーやクイズコーナーを設け、照葉樹林やそこで育まれてきた文化について理解を深めていただくとともに、職員手作りの宣伝用ビデオを放映、リーフレットの配布などを行い、同プロジェクトへの協力を呼びかけました。【平成18年4月29日~30日】

連携会議が「森林の市」に参加

 

児童が学習成果を発表

照葉樹林文化シンポジウム実行委員会主催による「照葉樹林文化シンポジウム2006」が宮崎県綾町サイクリングターミナルにおいて開催されました。基調講演では、ノンフィクション作家の島村奈津さんと環境運動家で文化人類学者の辻信一さんが「森から学ぶスローライフ」と題して講演。引き続き行われた発表会では、地元綾小学校の児童が、「照葉樹林」について学習の成果を発表しました。【平成18年5月13日~14日】

照葉樹林文化シンポジウム2006

 

自然と共生する地域づくりを

当局では宮崎県綾町と「てるは郷土の森」を協定締結。対象地は天然林317.83haで契約期間は30年。この「郷土の森」は「綾川流域照葉樹林帯保護・復元計画」(綾の照葉樹林プロジェクト)の一環として設定。「照葉樹林都市・綾」を宣言する綾町では同町のシンボル的存在となっている照葉大吊橋周辺の国有林の照葉樹林を適切に保護するとともに、森林の持つ公益的機能を学ぶ森林環境教育の場として活用することとしています。【平成18年3月28日】

「郷土の森」
地域における象徴としての意義を有するなどにより、森林の現状の維持について地元市町村の強い要請がある森林を保護し、併せて地域振興に資することを目的として設定するもので、7種類ある保護林制度の一つ。協定期間は原則として30年を上限としています。

「てるは郷土の森」を協定締結

 

 

お問い合わせ先

計画保全部計画課
ダイヤルイン:096-328-3613
FAX:096-325-3804

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