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京都大阪森林管理事務所

「高島屋」職員によるマツ林再生に向けたボランティア活動を実施

2009年3月19日

イベントレポート20-18

3月18日(水曜日)に、銀閣寺山国有林において、「高島屋」職員の参加によるマツ林再生に向けた森林整備ボランティア活動を実施しました。高島屋では「一粒のぶどう基金」を設置して、職員による環境保全を含む社会貢献活動への支援を行っており、今回のイベントは、同基金からの支援を受けて実施されました。
当日は、高島屋京都店・洛西店から職員21名の参加があり、当所からは、福田所長をはじめ、6名の職員が指導に当たりました。

開会式では、まず、福田所長より、かつて、京都の山林の多くはマツ林であったと言われているが、「松枯れ」の広がりにより、今ではほとんど見られなくなっている、銀閣寺山国有林には比較的多くアカマツが残っていることから、当所では、マツ林の再生に取り組んでいる、本日は皆様からのお力添えをお願いしたい旨開会の挨拶を述べました。続いて、高島屋京都店の松室伸生副店長より、高島屋としても社会貢献活動に積極的に取り組んでいきたい旨挨拶がありました。

開会の挨拶を述べる福田所長

開会式終了後、銀閣寺の背後に当たる尾根上の作業箇所に向かいました。作業箇所では、まず、元山流域管理調整官より、「除伐」の作業方法について説明を行った後、5班に分かれて作業を開始しました。除伐作業では、参加者全員が手鋸を使ってアカマツに混在する灌木の除去を行いました。

「除伐」の方法について説明する元山流域管理調整官

除伐に汗を流す参加者達

しばらくの休憩の後、今度は、「地掻き」作業にとりかかりました。アカマツは、もともと痩せた土地に生育する樹種であることから、アカマツに適した生育環境を形成するためには、地表の落葉と表土をはぎ取る「地掻き」の作業が行われます。参加者全員が、竹製の熊手を使って、落葉・表土を掻き取る作業に取り組みました。

「地掻き」作業をする参加者達

短い時間の作業でしたが、「除伐」と「地掻き」により、灌木の生い茂っていた森林は、アカマツの生育に適した明るい森林に生まれ変わりました。
現地で記念写真を撮った後、昨年、高島屋職員による地掻き作業を行った箇所でのアカマツの芽生え状況を確認してから、下山しました。

参加者みんなで記念撮影

当所では、今後とも企業による社会貢献活動(CSR活動)へのフィールド提供を継続する方針です。

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