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京都大阪森林管理事務所

遊々の森「きぬかけの森」でキノコの種駒打ちと巣箱外しを体験

2009年2月13日

イベントレポート 20-13

2月12日(木曜日)に、衣笠山国有林「きぬかけの森」において京都森林インストラクター会の主催により、金閣小学校4年生(4クラス124名)を対象とする森林体験学習が開催されました。今回の体験学習では、シイタケとナメコのほだ木(直径約15cm、長さ1m程度)を設置する作業と1年前に設置した巣箱を外す作業を行いました。当日は、京都森林インストラクター会から8名、京都大阪森林管理事務所から籔内上席調整官と坪倉上賀茂森林官の2名が指導に当たりました。

最初に、金閣小学校の体育館において、籔内上席調整官から開会の挨拶を述べたあと、京都森林インストラクター会の才本氏からキノコの役割や種類についての説明が行われました。

森林インストラクターの話を聞く児童達

いよいよシイタケとナメコの菌打ちに挑戦です。電動ドリルを使って穴を空け、種駒を金槌で打ち込む作業を行いました。子供たちは、初めての経験に戸惑いながらも、一生懸命取り組みました。

完成して名札を付けたほだ木は「きぬかけの森」まで運びました。ナメコのほだ木は地面に這わせる形で、シイタケのほだ木は「ヨロイ伏せ」という方法で設置しました。

ナメコのほだ木

シイタケのほだ木「ヨロイ伏せ」

続いて、班毎に一年前に設置した巣箱を撤収しました。営巣したのは1つの巣箱だけでしたが、巣箱には鳥のフンやクモ類、ヤモリが入っているものもあり、ふたを開ける度に児童達の歓声が森の中に響いていました。

ドキドキ、ワクワクで巣箱を開ける児童達

体育館に戻った後、引率の先生から「将来自分たちが大人になったら、衣笠山での今日の体験を子どもたちに伝えてあげて下さい。」とまとめの言葉があり、一日の体験学習を終了しました。

※衣笠山国有林は、京都大阪森林管理事務所と金閣小学校が森林環境教育活動への利用を目的として協定を締結した「遊々の森」で、京都森林インストラクター会に活動の指導が委嘱されています。

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