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2008年7月31日
イベントレポート 20-6
7月29日(火曜日)に、当所の建物内において、当所と近畿農政局、箕面森林環境保全ふれあいセンターの共催による、「夏休み親子木工教室」を開催しました。この「夏休み親子木工教室」は、小学生を対象に、木工を通じて、木に親しんでいただくとともに、木の良さを学んでいただくことを目的として、平成13年から開催しており、今回で8回目となりました。
今回の行事には、一般からの応募により、京都市内に住む小学生の親子30組73名に参加して頂きました。また、近畿農政局より8名、京都大阪森林管理事務所より13名、箕面森林環境保全ふれあいセンターより3名の総勢24名の職員がスタッフとして指導にあたりました。
当日は、まず、当所の福田所長より、開会の挨拶として、「木材は「再生可能な資源」であり、仮に、私達が木材を使うために木を伐っても、その後に苗木を植えて、森を育てれば、再び私たちは木材を使うことができるようになります。「木を伐って、苗木を植えて、森を育てる」ことを繰り返していけば、私たちは半永久的に木材を使い続けることができるのです。しかし、最近では、あまり木材が使われなくなっていることから、このサイクルがうまく回らなくなっています。今日ご参加の皆様には、是非、日常生活の中で木材を沢山使っていただくことで、森づくりにご協力いただけるようお願いします」との挨拶がありました。
福田所長より挨拶
次に、当所の木原造林主幹と二宮係員により、紙芝居「森林からのおくりもの」を上演して、森や木と私達の生活との関わりあいについて学んでいただきました。
最後に、箕面森林環境保全ふれあいセンターの田中指導官と上村指導官により、刃物の使い方などの安全指導を行った上で、作業を開始しました。
紙芝居「森林からのおくりもの」
身の回りで木材は沢山使われているね!
安全指導
安全な作業が木工を楽しむ秘訣。
子供たちは、職員が事前に山から拾ってきた小枝や木材加工場からいただいた端材、松ぼっくりや木の実などなど、たくさんの自然の材料を利用して、思い思いに想像力を働かせ、創作を行いました。
普段慣れていない、木の加工にてこづりながらも、職員の指導を受けることで、少しずつ思いを形にすることができました。中には、子供達の注文に、職員が大苦戦する場面も・・・。2時間の作業時間も、作業に熱中している間にあっと言う間に終了し、子供たちそれぞれ個性溢れる作品が完成しました。
ロボットの作成中・・・
機関車を作るには。さあどうしよう??
熱心に取り組む子供たち
最後に、近畿農政局消費生活課加藤専門官より終わりの挨拶があった後、「夏休み親子木工教室」は終了となりました。参加者は、完成した作品を、満足気に抱えて帰路につきました。皆さん、夏休みの良い思い出になったのではないでしょうか。