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京都大阪森林管理事務所

京都教育大学附属桃山小・中学校において「樹名板つくり」を実施

2008年7月15日

イベントレポート 20-5

7月11日(金曜日)に、京都教育大学附属桃山小・中学校において、校庭の樹木に樹名板を設置する行事が開催され、当所の職員が講師として参加しました。この行事は、(財)国際花と緑の博覧会記念協会及び毎日新聞大阪本社の共催による「小・中学校における生態園づくり」事業の一環で、学校内に生態園(ビオトープ)を造成して、生徒達に生き物の営みや生命の循環などを観察・体験してもらおうという取組です。

今回の行事には、京都教育大学附属桃山小学校5年生の37名及び同中学校2年生の選択科目で理科を履修する15名、合計52名の生徒がこの行事に参加しました。当所より籔内上席調整官と早瀬指導普及主幹及の2名、箕面環境保全ふれあいセンターより上村指導官が講師として参加しました。

当日は、まず、教室において、籔内上席調整官より、樹木の名前や分類、植生(降水量や温度との関わり)、森林の生態系等について講義を行い、樹木を知るための基礎知識を学んでいただきました。

次に、校庭に出て、籔内上席調整官、早瀬指導普及主幹、上村指導官より、それぞれの樹木の特徴や原産地、利用方法などについて説明を行いました。

籔内上席調整官より説明

上村指導官より樹木解説

説明を聞いた上で、子供たちに、気に入った木を選んでもらい、樹名板の作成を始めました。子供たちは、学んだことをクイズにするなど、工夫しながらヒノキの板に樹木の名前と特徴を書き込みました。完成後は、樹名板を紐で木にくくりつけました。

樹名板を作成

樹名板の取り付け完了

最後に、上村指導官より「今日、皆さんが樹名板をつけた木を、これから自分の木として観察して下さい。どんな花や実がつくのか、季節ごとに変化する樹木を、自分の目で確かめてみて下さい。」と話をしました。今日の授業をきっかけに、生徒の皆さんが、身近な樹木に目を向けるようになっていただければうれしく思います。

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