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京都大阪森林管理事務所

京都市立西京極中学校の生徒による職業体験を受け入れ~生き方探究・チャレンジ体験~

2008年6月16日

イベントレポート 20-4

6月11日(水曜日)から13日(金曜日)にかけて、京都市教育委員会の主催による「生き方探究・チャレンジ体験」推進事業の一環として、京都市立西京極中学校の2年生2名を受け入れ、職業体験をしていただきました。

初日に、籔内上席調整官より、当所の概要について説明した上で、元山流域管理調整官より3日間の日程について、早瀬指導普及主幹より、森林の持つ公益的機能について説明を行いました。

その後、銀閣寺山国有林に移動して、現場での作業を体験していただきました。

現場到着後、まず、元山流域管理調整官より、銀閣寺山国有林の森林整備について説明を行いました。銀閣寺山国有林では、マツ林の再生に向けた森づくりを進めています。今回、2人には、3日間かけて、地掻き試験地におけるマツの発生調査のお手伝いをしてもらうこととしました。

まず、試験地の周囲をコンパスで測量しました。測量終了後は、試験地内に10箇所のプロット(2m×2mの調査箇所)を設定して、プロット内でのマツの発生状況を調査しました。

籔内上席調整官より説明
「私たちのお仕事とは…」

銀閣寺山国有林に到着
地下足袋を初めて履いて、準備万端

測量中・・・
コンパスの使い方もすっかり上手になりました

プロット内に発生したマツ稚樹全
てに目印を立てていきます

目印を付けたマツは、樹高を測り、 記録していきます
予想よりもマツの数が多く,大変な作業になりました

無事、作業完了!!

3日間の体験をを終えた生徒からは、「暑くて、ハエが多くとてもやりずらい環境だったが、普段では滅多に遭遇出来ない昆虫とふれあえてとても楽しかった。仕事はなかなか楽しく、とてもためになる体験となった。将来この仕事をするか分からないが、今回の体験を生かし、今後の学校生活につなげていきたい」、「地球温暖化を防いだり、毎日僕たちが飲むおいしい水を作りだしたり、木は地球に必要だと思った。山での仕事は結構きつくて、暑かったが、自然の中で仕事をするのもいいと思った。キツツキの木をつつく音が聞けてうれしかった」との感想をいただきました。

3日間お天気に恵まれて、2人には暑い中、不慣れな作業を大変頑張っていただきました。ぜひ、今回の職場体験がお二人の将来に少しでも役に立てばうれしく思います。

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