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京都大阪森林管理事務所

「春のめぐみと間伐体験会」を開催しました。

2008年4月5日

イベントレポート 20-1

平成20年4月5日(土曜)--安祥寺山国有林--

4月5日(土曜日)に、安祥寺山国有林において、京都市朝日会の主催により、「春のめぐみ(山菜・野草)と間伐体験会」が開催されました。
イベント当日は、小春日和のすがすがしいお天気となりました。集合場所の蹴上駅周辺は、桜が満開で、自然散策にも気持のいい季節となりました。イベントには、親子連れの60名の参加者が集まりました。
当日は、まず広場で、朝日新聞大阪本社宣伝部 山城部長より挨拶と、指導にあたるスタッフ(京都森林インストラクター会より13名、京都大阪森林管理事務所より3名)の紹介があり、いざ山へと出発です。

朝日新聞大阪本社宣伝部山城部長の挨拶

自然散策の様子

参加者は班毎に、インストラクターが自然観察の案内をしながら、蹴上駅から安祥寺山国有林ふれあいの森※へ至る道のりを約1時間半かけて登っていきます。草木の名前や、見分け方、ちょっとしたマメ知識など、自然についての普段は聞けない楽しいお話を聞かせてもらいました。参加者の皆さんは、様々な発見や驚きに、身近な自然について学ぶ楽しみを実感してもらえたのではないでしょうか。
ようやく到着した安祥寺山国有林ふれあいの森広場では、京都森林インストラクター会橋詰会長より挨拶と、当所の薮内上席調整官より国有林の説明を受けました。

京都森林インストラクター会橋詰会長の挨拶

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薮内上席調整官の挨拶

山歩きでへとへとになって到着した広場では、インストラクター会のスタッフが、先に現地入りして、天ぷらと豚汁を用意して待っていてくれました。天ぷらと豚汁は参加者の皆さんにふるまわれ、山のおいしい空気を吸いながらの昼食はまた格別です。旬のフキノトウやタケノコ、珍しいツバキの花びら、タンポポの花の天ぷらまで用意され、春の恵みの山菜を存分に味わう貴重な体験となりました。山には、まだまだ知らない沢山の恵みが溢れていることを改めて実感します。昼食の休憩の間には、インストラクター会による山菜の話や紙芝居「山からの贈り物」の上映もありました。

昼食を終え、午後の部では、間伐体験を行いました。間伐については、仁平東山森林官より説明を行いました。人工の林では、明るい健康な山を作る上でも、良質な木材を育てる上でも、間伐はとても大切な作業です。初めは木を倒すことに恐る恐るしていた子供たちも、きちんと説明を受けて、無事、木を伐り倒した時には歓声があがりました。また、伐った木は輪切りにして、伐ったばかりの木の香り、手触りなどを実感していました。他にも、原木シイタケを採取したりと、盛り沢山の内容の1日となりました。

山菜の天ぷらがふるまわれる様子

間伐体験の様子

最後に閉会式を行い、皆で記念撮影を行いました。安祥寺山国有林からは、自然散策をしながら下山し、山科駅で解散となりました。充実したイベント内容と、1日の山登りの達成感か、皆さんとても満足したお顔で帰って行かれました。ぜひ今日の体験を忘れず、今後も自然での活動に積極的に参加していただきたいと思います。

記念撮影

※安祥寺山国有林は、京都大阪森林管理事務所と京都森林インストラクター会が、ボランティアによる自主的な森林整備や森林環境教育活動への利用を目的として協定を締結した「ふれあいの森」です。

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