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日本三大松原の一つに数えられる敦賀市の「気比の松原」を守ろうと、6月2日に市民ら150人が参加し松葉かきを行いました。
気比の松原は面積が約32haあり、海岸林にはめずらしいアカマツを主体とした国有林で市民の憩いの場や観光地として親しまれています。しかし、近年は広葉樹の侵入や、樹木が混み合ってきたことなどにより、マツが弱っているほか、松くい虫による枯死が増えています。このため有識者や市民団体と共に保全対策をまとめ「気比の松原100年構想」を基本方針として掲げました。これにより松葉かきや、広葉樹の芽かきなどの活動を計画・運営する「気比の松原100年構想連絡協議会」が7月上旬に発足する予定、今後は市民サポーターを募り「白砂青松」の再生をめざします。
松葉かきの参加者は熊手で松葉をかき集め、ゴミ袋に詰め約1時間で100袋以上になりました。参加者からは「楽しかった」という声も聞けました。今後は協議会と連携して松葉かきを実施するなど、将来にわたって松原の保全に取り組んでまいります。
福井森林管理署
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