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「第2回 松葉をかいてマツ林を元気に!」

    11月16日(日曜日)、福井県敦賀市の日本三大松原の一つに数えられる、国の名勝「気比の松原」において、その保全に取り組む市民団体「気比の松原100年構想推進連絡協議会」が主催する松葉かきが行われ、約150人が参加しました。

    「気比の松原」は面積が約32haあり、海岸林にはめずらしくアカマツを主体とした海岸で、市民の憩いの場や観光地として親しまれています。

    しかし、近年は広葉樹の侵入や、樹木が混み合ってきたことなどにより、マツが弱っているほか、松くい虫による枯死が増えています。このため有識者や市民団体と共に、保全対策である「気比の松原100年構想」を基本方針として策定しました。

    松葉かきは基本方針に基づき、昨年度から実施しています。
    イベント開始に先立ち、樹木医の籔内昭男氏から松葉かきが必要な理由の趣旨説明があり、参加者は熊手を使い1時間松葉をかき集め、集まった松葉はゴミ袋150袋となり、肥料として再利用されます。

    また、同時にメリケンカルカヤの除去も行いました。メリケンカルカヤとは、イネ科の多年草で環境省の要注意外来生物であり、松原の林内にたくさん繁茂して困っているところです。

    同協議会は今後も松葉かきを企画するなど、将来にわたって松原の保全に取り組むこととしています。

 

松葉かきの様子 一生懸命に松葉かきをしています。
メリケンカルカヤを除去 参加者全員で記念撮影

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