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東北森林管理局

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    白神のシンボル(ブナ)


    秋田県側における白神山地のシンボル的な存在であった通称「400年ブナ」は300年前後といわれるブナの寿命を
    はるかに超えた
    樹齢400年前後と伝承されてきました。

    平成11年に発生した台風18号の被害により大枝が折損し、地域住民による保存活動も盛んに行われていましたが、樹勢の衰えに
    加え、令和4年冬の多雪が要因となり倒伏しました。

    このため、藤里町を含めた地域関係者への意見聴取の結果、倒伏したブナは除去せず、現地にそのままの形で保存していくことと
    しました。

    今後は、藤里町と東北森林管理局において、標識等の整備を行うとともに、訪れた方々に、倒木で開けたギャップ内での天然更新
    や森林再生のプロセスを観察していただくこととしています。


    buna20068.jpgbuna200210.jpg
    (撮影:写真左2006年8月写真右2002年10月)
         ひときわ存在感を放っていた在りし日の「白神のシンボル(ブナ)」   
                             

      DSCN6942.jpg   DSCN69440.jpg
                                                                  倒伏した「白神のシンボル(ブナ)」(撮影2022年5月) 


    gyappu.jpg
     「白神のシンボル(ブナ)」の倒伏により生じた林冠ギャップ(UAV撮影2022年5月)           



    「白神のシンボル」データ (現存時)

     

    太さ

    1.54メートル

    幹周り

    4.85メートル

    樹高

    26メートル

    樹齢(伝承)

    400年以上

      

    アクセス

    岳岱看板

    岳岱自然観察教育林の案内看板

    関連リンク

    400年ブナをもっと詳しく知りたい方は、こちら(藤里森林生態系保全センターHP)もご覧ください。

    岳岱自然観察教育林パンフレット(PDF : 609KB)

    お問合せ先

    森林整備部技術普及課

    担当者:課長補佐
    ダイヤルイン:018-836-2211