プレスリリース
林業遺産の認定のお知らせ ~我が国最初の森林鉄道「津軽森林鉄道」遺構群及び関係資料群~
この度、林野庁東北森林管理局管内に確認されている津軽森林鉄道の軌道跡や橋梁などの遺構群と東北森林管理局が保管する地図や写真類の資料が、「林業遺産」として認定・登録されましたのでお知らせします。
津軽森林鉄道は、動力車で牽引する森林鉄道として日本で最初に建設され、明治42(1909)年に竣工しました。
青森市沖舘の青森貯木場を起点とし、本線、支線、分線を含めた総建設延長は283kmと日本で建設された全森林鉄道の中で最長のものでした。
「林業遺産」は、一般社団法人日本森林学会が、日本各地の林業発展の歴史を将来に渡って記憶・記録していく取り組みとして、林業発展の歴史を示す景観、施設、跡地等、土地に結びついたものを中心に、体系的な技術、特徴的な道具類、古文書等の資料群を対象として認定するものです。
2013年度の開始からこれまでに全国で23件が認定されていますが、東北地域では今回の津軽森林鉄道が初めての認定・登録となります。
また、認定・登録される遺産には、青森市森林博物館及び中泊町博物館に保管されている津軽森林鉄道の客車や機関車等も含まれています。
添付資料
印刷用プレスリリース(PDF : 117KB)津軽森林鉄道の林業遺産認定について(PDF : 325KB)
一般社団法人日本森林学会プレスリリース及び2017年度登録一覧表(PDF : 546KB)
お問合せ先
東北森林管理局森林整備課技術普及課
担当者:企画係
ダイヤルイン:018-836-2211
FAX番号:018-836-2012