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更新日:25年4月1日

剣山植物群落保護林基礎情報

 

 

整 理 番 号

 

 

 

   植物-6 

 

設定年月日

 

 平成25年4月1日

 

変更年月日

 

 

 

名称

 

   剣山植物群落保護林

 

面          積

 

446.01ha(44~45林班、46林班い、ろ、は小班、47林班い、ろ一部、は一部小班)

 

 

位置

 

 

 

    徳島県郡町大字菅生字名頃谷山国有林44~47林班 

 

 

目的

      

 

 

ヒメコマツ、シコクシラベ、コメツガ、ウラジロモミ群落の維持を図り、併せて森林施業・管理技術の発展、学術研究等に資することを目的とする。

 

 

 

 

 

概況

 

 

 

 

 

 

徳島森林管理署管内の名頃谷山国有林44~47林班は、徳島県最高峰の剣山(1954.7m)から次郎笈(1930m)に至る北西斜面に位置し、山頂付近の森林帯は四国では少ない亜寒帯林となっている。稜線沿いにはササ群落が分布し、山頂域にはシコクシラベ、コメツガ等の常緑針葉樹、ダケカンバ、ナナカマド等の落葉広葉樹が分布している。
全体的には針広混交林で林齢125年生の天然生林である。

 

(対象樹種:ヒメコマツ、シコクシラベ、コメツガ、ウラジロモミ等)
法令の規制等:国定公園第第1種特別地域、水源かん養保安林、保健保安林、鳥獣保護区、自然休養林風景ゾ-ン

 

 

 

 

取り扱い方針

 

 

 

 

原則として人手を加えることなく自然の推移に委ねた保護及び管理を行う。
ただし次にかかげる行為は行うことができる。
(1)モニタリング、学術研究、その他公益上の事由により必要とみとめられる行為
(2)非常災害のため応急処置として行う次の行為
ア山火事の消火等
イ大規模な林地崩壊、地すべり等の災害の復旧処置
(3)標識類の設置
(4)自然観察教育のための軽微な施設の設置
(5)その他法令等の規定に基づき行うべき行為
注)近年のニホンジカ等による植生への被害が顕著なことから被害防除のための諸施策を実施する。

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