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更新日:23年08月26日

担当:指導普及課 保護林係

鷹取山植物群落保護林、ゆすはら郷土の森  基礎情報 

 

 

整 理 番 号

 

 

 

    植物-1

 

 

設定年月日

 

 昭和48年4月

 

変更年月日

 

 平成2年3月31日

 

名称

 

    鷹取山植物群落保護林

 

面          積

 

 87.97ha

 

 

位置

 

 

 

    高知県高岡郡檮原町大字中平外1字 下鷹取山外1国有林4,048外1林班ろ外1小班

 

 

 

目的

      

 

 

モミ・ツガ群落の維持を図り、併せて森林施業・管理技術の発展、学術研究等に資することを目的とする。

 

 

 

 

 

 

 

概況

 

 

 

 

 

    檮原町大字中平から国道439号線を約1.5km北上したところに位置する170年生(変更時)の天然林であり、優良なモミ・ツガを主体とする林分である。昭和48年4月学術参考保護林に設定され現在に至る。

 

(対象樹種:モミ・ツガ)

 

法令の規制等:鳥獣保護区。

 

 

 

 

 

 

取り扱い方針

 

 

 

 

    原則として人手を加えず自然の推移に委ね保護及び管理を行う。

ただし、モニタリング、学術研究その他公益上の事由により必要と認められる行為、非常災害のための応急処置として行う行為、標識類の設置等、自然観察教育のための軽微な施設の設置、その他法令等の規定に基づき行うべき行為等は行うことができるものとする。

 

 

 

 

 

 

 

整 理 番 号

 

 

 

    郷土-3

 

 

設定年月日

 

  平成6年3月15日 保護林とする期間30年間(自平成6年3月15日~至平成36年3月14日)

 

変更年月日

 

 

 

名称

 

    ゆすはら郷土の森

 

面          積

 

 7.29ha

 

 

位置

 

 

 

    高知県高岡郡檮原町大字初瀬字 鷹取山国有林4,049林班い小班

 

 

 

目的

      

 

    かつて、町の多くを、モミ、ツガや広葉樹からなる天然林が占めていたが、74%まで人工林化が進んだことから天然林は貴重な存在となり、これの保護への気運が年々高まりを見せてきている。

 このような中で、モミを主体に広葉樹が混交し、暖温帯上部の森林として学術的にも貴重な当森林を「ゆすはら」郷土の森に設定し、地域の象徴としての保全をうたい、併せて緑空間を活かした来訪者との交流促進、保健・文化・教育活動の場としての利用を通じ、地域の活性化と振興に資することとする。

 

 

概況

 

 

 

 

    檮原町中平から四万十川の支流北川川沿いに国道439号線を4kmほどさかのぼった山腹斜面に位置している。モミを主体に広葉樹が混交している林齢172年生(設定時)の天然林である。

西川の隣接地は、鷹取山植物群保護林である。

 

法令の規制等:なし。

 

 

 

 

 

 

取り扱い方針

 

 

 

 

 

 

 

 

 檮原町との協定に基づき作成した保護・管理・利用計画書に基づき取り扱うこととする。

 (保護管理計画)

○ 森林の保全・維持を旨とした施業管理を行う。ただし、枯損木等で風致維持上支障となる立木や植生遷移の観点からみて現況景観を損なうおそれのある立木の伐採は行うこととする。このほか、公益上の理由により必要な伐採、山火事の消火や災害復旧のための伐採、その他法令等の規定に基づき行う伐採は行うこととする。

 (利用計画)

   ○ 森林の保全に支障のない範囲で地域内外からの来訪者との交流の促進及び保健・文化・教育活動の場としての利用を進め      る。

   ○ 歩道の整備、休憩施設の整備(林内へのベンチ、水飲み場)、案内板等の整備(案内板の設置、コース標示板の設置)を行う。

   ○ 檮原町は、施設の維持管理を行うとともに、利用者・入林者への森林保全の啓発・指導、巡視に努めるものとする。

 (連絡会議)

   ○ 檮原町と四万十森林管理署は「郷土の森」の保護・管理・利用についての定期的(原則として6月)に協議するための連絡会議を設けることとする。

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