ホーム > 森林管理局へようこそ > 自然保護対策 > 四国の「保護林」について紹介します。 > 千本山林木遺伝資源保存林、植物群落保護林 > 千本山基礎情報


ここから本文です。

更新日:23年08月26日

担当:指導普及課 保護林係

千本山林木遺伝資源保存林、植物群落保護林  基礎情報 

 

 

整 理 番 号

 

 

 

    林木-14

 

 

設定年月日

 

 大正7年4月、昭和2年4月

 

変更年月日

 

 平成2年3月31日

 

名称

 

    千本山林木遺伝資源保存林

 

面          積

 

 179.20ha

 

 

位置

 

 

 

    高知県安芸郡馬路村大字魚梁瀬字 千本山国有林2,067外3林班に外5小班

 

 

 

目的

      

 

 

主要林業樹種であるヤナセスギの遺伝資源を保存する。

 

 

 

 

 

 

 

概況

 

 

 

 

 

   奈半利川の上流に所在する馬路村大字魚梁瀬から西川林道を約13km登った所に位置する217年生(変更時)の天然生林であり、優良なヤナセ天然スギを主体とする林分である。このことから大正7年4月に2,113林班い小班が、昭和2年4月に2,112林班へ小班が学術参考保護林に設定され、昭和47年3月に2,067林班に・ぬ小班、2,114林班い・へ小班が特別母樹林に設定され、昭和63年3月生物遺伝資源保存林(第1種保存林)に設定され現在に至る。

 

(対象樹種:ヤナセスギ)

 

法令の規制等:県立自然公園第1種特別地域、県立自然公園普通地域、保健保安林、特別母樹林。

 

 

 

 

取り扱い方針

 

 

 

 

保存対象樹種の安定的かつ恒久的な持続を図るとともに、その遺伝的多様性を損なわないことを基本として取り扱う。

ア   伐採は、保存対象樹種の特性及び更新の現況を勘案し、保存樹種の安定的かつ恒久的な存続を図ることを目的として行う。

伐採の方法は原則として枯損木及び被害木の除去を中心とした弱度の択伐とする。

イ    更新は、原則として天然更新によることとし、保存対象樹種の特性を勘案して、必要に応じて地表処理・刈出し等の更新補助作業を行う。なお、更新樹種は、当該保存林から採取した種穂または、これから養成した苗木を用いる。

 

 

 

 

 

 

 

整 理 番 号

 

 

 

    植物-3

 

 

設定年月日

 

 昭和2年4月

 

変更年月日

 

 平成2年3月31日

 

名称

 

    千本山植物群落保護林

 

面          積

 

 23.90ha

 

 

位置

 

 

 

    高知県安芸郡馬路村大字魚梁瀬字 千本山国有林2,112林班ろ小班

 

 

 

目的

      

 

 

大正7年4月並びに昭和2年4月に設定された千本山学術参考保護林との天然・人工の美林を対照的に比較観察することを目的とする。

 

 

 

 

 

 

概況

 

 

 

 

 

   奈半利川の上流に所在する馬路村大字魚梁瀬から西側林道を約13km登った所に位置する、69年生(変更時)のスギ・ヒノキの人工林である。昭和37年4月学術参考保護林に設定され現在に至る。

 

(対象樹種:造林スギ・ヒノキ)

 

法令の規制等:県立自然公園第1種特別地域林。

 

 

 

 

 

 

取り扱い方針

 

 

 

 

ア   人工林として必要な施業を行うものとする。

イ   モニタリング、学術研究その他公益上の事由により必要と認められる行為、非常災害のための応急処置として行う行為、標識類の設置等、自然観察教育のための軽微な施設の設置、その他法令等の規定に基づき行うべき行為等は行うことができるものとする。

 

 

 

森林管理局の案内

リンク集