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更新日:23年08月26日
担当:指導普及課 保護林係
整 理 番 号
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林木-3
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設定年月日 |
平成2年3月31日 |
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変更年月日 |
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名称 |
滑床山林木遺伝資源保存林 |
面 積 |
36.62ha |
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位置
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愛媛県宇和島市字 滑床山国有林65林班い小班
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目的
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主要林業樹種であるウラジロガシ・アカガシ・カエデの遺伝資源を保存する。
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概況
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松野町に流れる目黒川の上流で、滑床自然休養林の入口に位置する179年生(設定時)の天然林である。広葉樹の混交歩合が全体の約65%を占め、優良なカシ類・カエデ類が生育する林分である。昭和62年3月に生物遺伝資源保存林(第1種保存林)として設定し現在に至る。
(対象樹種:ウラジロガシ・アカガシ・カエデ)
法令の規制等:国立公園第1種特別地域、保健保安林、鳥獣保護区特別保護地区、自然休養林。
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取り扱い方針
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保存対象樹種の安定的かつ恒久的な持続を図るとともに、その遺伝的多様性を損なわないことを基本として取り扱う。 ア 伐採は、保存対象樹種の特性及び更新の現況を勘案し、保存樹種の安定的かつ恒久的な存続を図ることを目的として行う。 伐採の方法は原則として、枯損木及び被害木の除去を中心とした弱度の択伐とする。 イ 更新は、原則として、天然更新によることとし、保存対象樹種の特性を勘案して、必要に応じて地表処理・刈出し等の更新補助作業を行う。なお、更新樹種は、当該保存林から採取した種穂または、これから養成した苗木を用いる。
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