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更新日:24年12月11日 10.雁巻山林木遺伝資源保存林「雁巻山」は「千本山」と並ぶヤナセスギの保護林です。千本山と比べ訪れる人は希であまり知られていませんが、千本山と同じくヤナセスギの巨木が林立しています。 雁巻林道の上下にそびえ、陽光を一身に浴びたヤナセ天然スギは、空の青さと広さに比例して、ただただ圧巻です。 ▲航空レーザ計測で現れた雁巻山林木遺伝資源保存林(白線内) 保護林マップ雁巻林道は施錠されています。通行を希望される方は安芸森林管理署へお問い合わせください。 (注)雁巻林道は平成23年の台風の影響により、現在は起点付近から車の通行ができません。 上空から見た保護林森林鉄道遺産である「雁巻の窓」から少し奥(上流)に位置しています。 (2012年3月22日撮影) その他の写真はフォトアルバムをご覧下さい。 スギの特徴日本の固有種で九州から東北まで分布しています。 一般にヒノキより成長が早く、幹もまっすぐ伸びるため人工林として最も植栽される樹種です。 スギの幹(当保護林にて撮影) 樹皮は赤褐色で縦に厚くはがれます。ヒノキと同じく檜皮葺の材料として利用されます。 スギの葉(当保護林にて撮影) 葉は1cmほどで、鎌形の葉がらせん状につきます。線香や杉玉として利用されることがあります。 スギの雄花と雌花(雁巻林道にて撮影) 2月から4月ごろにかけて大量の花粉を飛ばします。
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