平成14年2月21日
林 野 庁
1 概要
多種多様な森や自然により育まれてきた我が国の伝統文化・産業、生活様式は、過疎化・高齢化、産業構造の変化といった社会環境のうねりの中で維持・継続が困難な状況に置かれつつあります。
こうした中、豊かな森や自然を見つめ直すとともに、その再生を地域の努力だけに頼るのではなく、都市住民、民間企業、NPO等広いエリアからの多様な主体が支えていこうとする機運が生まれつつあり、それらの動きは地域のアイデンティティの確立・再生につながっていくものとして期待されています。
これらの動きを踏まえ、本調査では、地域活性化の観点から、我が国固有の伝統文化・産業、生活様式を支える仕組みづくりを目的に、その具体的な参画方法と活動内容を含むフレームワークづくり等について調査を行うもので、林野庁、環境省及び文化庁の3省庁が合同で実施しています。
このうち、林野庁調査においては「ヘリテージを支える森林づくり」に着目して現地ワーキング等を実施してきましたが、より多くの方々のご意見を調査結果に反映させるため、現地ワーキング箇所においてワークショップを開催することとしました。2 実施内容
(1) 東北地方「こけしの森」シンポジウム(資料1)
日時:平成14年2月28日(木)13時〜16時30分
場所:青森県黒石市 津軽伝承工芸館 多目的ホール
概要:「こけしの森」づくりをテーマとして関係首長による意見交換等をシンポジウム形式で開 催します。(2)「宮島悠久の森」公開ワーキング(資料2)
日時:平成14年3月2日(土)13時〜16時30分
場所:広島県宮島町 宮島観光会館
概要:大鳥居用材のための「悠久の森」づくりの展開方策等について、公開ワーキングにより検討します。
問い合わせ先
林野庁業務課国有林野総合利用推進室
担当:早川、嶋田
Tel:03-3502-8111(内線6568)
03-3503-2038(直通)
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