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九州森林管理局

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    令和5年度の取組

    綾プロにおける照葉樹林復元への取組  ー 綾小学校においてドングリの蒔きつけを実施 ー

    令和5年4月18日、綾小学校の校舎中庭において、綾の照葉樹林プロジェクトにおける「照葉樹林復元への取組」の一環として森林環境教育を兼ねて、ドングリの蒔きつけを実施しました。校長先生、学年担当の先生方、4年生の生徒さんと綾プロ連携者である綾町、九州森林管理局、宮崎森林管理署、綾森林事務所の職員による手伝いのもと、総勢90人ほどで実施したものです。

    午後の1時限分(45分)を利用して、18班(1班4名)に分かれて先ずはプランターに培土を入れ、次にどんぐりを蒔きつけ、最後に腐葉土を被せる作業を行い、その後、立て札に班名や絵などを自由に書き入れ、最後に全員で記念撮影をしました。

    今後、生徒さんが水やり・発芽記録の管理などを行い7月頃、生育した苗をコンテナへ1本ずつ移植し、その後、2年程度育てた苗を生徒さんの手によって綾プロエリア内の間伐跡地へ植栽する予定です。

    このような森林環境教育を通して、綾の照葉樹林に関心を持っていただけるように今後も機会を捉えながら様々な取組を進めていきます。

    05取組_小学校1_校長先生のお話し
    校長先生のお話し
      05取組_小学校2_班毎に仲良く蒔きつけ
    班毎に仲良く蒔きつけ
    05取組_小学校3_全員で記念撮影
    全員で記念撮影

    綾プロにおける照葉樹林復元への取組  ー 綾中学校においてドングリの蒔きつけを実施 ー

    令和5年4月27日、綾中学校の校舎敷地において、綾の照葉樹林プロジェクトにおける「照葉樹林復元への取組」の一環として森林環境教育を兼ねて、ドングリの蒔きつけを実施しました。午後の2時限分(約1時間50分)を利用し、1年生の生徒さん、校長先生、学年担当の先生方と綾プロ連携者である綾町、九州森林管理局、宮崎森林管理署、綾森林事務所の職員の総勢70人ほどで実施したものです。

    はじめに、体育館で校長先生から、「綾プロの壮大な取組に参加できる皆さんは幸せです。」とお話があり、続いて、綾プロとドングリの蒔きつけについて、綾町役場ユネスコエコパーク推進室の木村さんから説明がありました。その後、みんなで外へ移動して12班(1班4・5名)に分かれ、ドングリの蒔きつけや水やりの作業を行い、各人ごとで立札に名前や思い思いのイラストなどを自由に書き入れ、ドングリを蒔きつけしたプランターに差し込み、全員で記念撮影をしました。生徒さんたちは樹種ごとのドングリの違いや土の感触に新しい発見をしながら、班員と協力して真剣に作業に取組んでいました。最後に局計画課の岡主事から、「以前、私は綾森林事務所に1年半ほど勤務していましたが、今回綾中学校の皆さんと取組ができてとても嬉しかったです。これからドングリの苗を大事にしっかりと育てていって欲しいです。」と話があり無事終了しました。

    今後、ユネスコエコパーク推進室や綾森林事務所のサポートのもと、生徒さんが水やり・発芽記録の管理などを行い、7月頃、生育した苗をコンテナへ1本ずつ移植し、2年程度育てた後、綾プロエリア内の復元を目的として間伐を実施した場所へ、生徒さんの手によって苗を植栽する予定です。

    このような森林環境教育を通して、綾の照葉樹林に関心を持っていただけるように今後も機会を捉えながら様々な取組を進めていきます。

    05取組_中学校1_綾プロのお話
    綾プロのお話
      05取組_中学校2_班ごとドングリの蒔きつけ
    班ごとドングリの蒔きつけ
    05取組_中学校3_班ごとに仲良く水やり
    班ごとに仲良く水やり
    05取組_中学校4_立札に思い思いに書き込み
    立札に思い思いに書き込み
    05取組_中学校5_全員で記念撮影
    全員で記念撮影

    第38回綾プロ連携会議を開催

    令和5年8月2日「綾の照葉樹林プロジェクト」第38回連携会議をユネスコエコパーク会議室において連携者5者により開催しました。

    会議の副座長を務めて頂く松本綾町長から、「綾プロは協定締結から18年たち20周年を目前としています。当該エリアの保護、それから復元ということをやりながら、自然との共生を図り、町づくりと、これらを見どころに繋げていくというように、このプロジェクトは重要であるというふうに私は認識をしております。」と挨拶がありました。

    今回の議題である「令和4年度事業報告」及び「令和5年度事業計画」について各連携者から説明がなされ無事承認されました。その後、綾プロ20周年記念行事の開催等について意見交換を行い、実施することとして連携者間で協働しながら進めることになりました。

    議事終了後、宮崎森林管理署綾森林事務所の増田森林官補から「照葉樹林復元のためのシカ被害対策について」と題して、これまでの取組や新たな取組について情報共有があり、捕獲効果はでているのか?生息密度はどの程度か?などの質問があり
    関心の高い話題であることを再認識しました。

    最後に九州森林管理局の池田部長から「今回初めて参加しましたけれども、やはり間もなく20周年を迎えるということもあり、今年度の事業計画の報告をしましたが、復元に向けた取組やシカ対策について様々な意見をいただけたものと考えております。そういうところも含めまして今後、計画に基づいてしっかりと進めてまいりたいと考えております。」と挨拶があり、無事閉会しました。

    05取組_連携会議_会議の様子
    会議の様子
      05取組_連携会議_松本綾町長の挨拶
    松本綾町長の挨拶

    綾プロにおける照葉樹林復元への取組  ―綾小学校においてドングリ苗の移植作業を実施―

    令和5年9月4日、綾小学校において、綾の照葉樹林プロジェクトにおける「照葉樹林復元への取組」の一環として、4年生の皆さんとどんぐり苗の移植作業を行いました。この取組は森林環境教育を兼ねて実施しているもので、今回は、今年4月に4年生の皆さんが蒔き付けし、育てたどんぐりの苗をMスターコンテナに移植しました。午前の3時限分(約2時間30分)を利用し、1時限6班ずつ計18班に分かれて、学年担当の先生方と綾プロ連携者である綾町、九州森林管理局、宮崎森林管理署、綾森林事務所の職員の総勢70人ほどで実施したものです。

    はじめに、綾町役場ユネスコエコパーク推進室の木野田さんから、「4月に生徒の皆さんでどんぐりの蒔き付けを行いこれまで大事に育てていただいた苗を1本1本Mスターコンテナに移植します。」とお話がありました。続いて、生徒の皆さんは手順書等を見ながら、移植の手順について九州森林管理局の山本主査から説明を受けました。生徒の皆さんは班に分かれた後、各班のスタッフが示すお手本を真剣に観察した後、1人1本ずつ苗の移植を行いました。うまく安定しない土や力加減に苦戦しながらも、お互いにアドバイスしたり、助け合ったりしながら丁寧に作業に取り組んでいました。

    最後に綾町役場ユネスコエコパーク推進室の木村さんから、苗のお世話の仕方について説明があり、「苗は小さいもの大きいものがありますがこれも一つ一つの個性なので、大きさは気にせず、大事に育ててください。」といったお話もありました。

    今後、ユネスコエコパーク推進室や綾森林事務所のサポートのもと、生徒さんが水やりや成長記録などを行い、2年程度育てた後、綾プロエリア内の復元を目的として間伐を実施した場所へ、生徒さんの手によって苗を植栽する予定です。

    このような森林環境教育を通して、綾の照葉樹林に関心を持っていただけるように今後も機会を捉えながら様々な取組を進めていきます。

    05取組_9月4日_作業手順の説明に聞き入る生徒さん達
    作業手順の説明に聞き入る生徒さん達
      05取組_9月4日_タブレットを使って作業の様子を動画で撮影
    タブレットを使って作業の様子を動画で撮影
    05取組_9月4日_各班とも協力しながら熱心な作業の様子
    各班とも協力しながら熱心な作業の様子
    05取組_9月4日_真剣にお手本を見ている様子
    真剣にお手本を見ている様子
    05取組_9月4日_作業をしている様子と見守る子供達
    作業をしている様子と見守る子供達
    05取組_9月4日_名前を書いた名札を差し込み一安心
    名前を書いた名札を差し込み一安心



    綾プロにおける照葉樹林復元への取組  ―綾中学校においてドングリ苗の移植作業を実施―

    令和5年9月15日、綾中学校において、綾の照葉樹林プロジェクトにおける「照葉樹林復元への取組」の一環として、1年生の皆さんとどんぐり苗の移植作業を行いました。この取組は森林環境教育を兼ねて実施しているもので、今年4月に1年生の皆さんが蒔き付けし、育てたどんぐりの苗をMスターコンテナに移植しました。午前の4時限目と午後の5時限目(各50分)を利用し、1時限6班ずつ計12班に分かれて、学年担当の先生方と綾プロ連携者である綾町、九州森林管理局、宮崎森林管理署、綾森林事務所、てるはの森の会の職員の総勢70人ほどで実施したものです。

    はじめに、九州森林管理局計画課の興梠経営計画官から、「4月に生徒の皆さんでどんぐりの蒔き付けを行いこれまで大事に育てていただいた苗と綾ユネスコエコパーク推進室で育てた苗を補充して、1本1本Mスターコンテナに移植します。」とお話がありました。続いて、生徒の皆さんは手順書等を見ながら、移植の手順について九州森林管理局の山本主査から説明を受けました。生徒の皆さんは班に分かれた後、各班のスタッフが示すお手本を真剣に観察した後、1人1本ずつ苗の移植を行いました。各班お互いにアドバイスしたり、助け合ったりしながら丁寧に作業に取り組んでいました。

    最後に綾町役場ユネスコエコパーク推進室の木村さんから、苗のお世話の仕方について説明があり、「苗は小さいもの大きいものがありますが、これも一つ一つの個性なので、大きさは気にせず、大事に育ててください。」といったお話もありました。

    今後、ユネスコエコパーク推進室や綾森林事務所のサポートのもと、生徒さんが水やりや成長記録などを行い、2年程度育てた後、綾プロエリア内の復元を目的として間伐を実施した場所へ、生徒さんの手によって苗を植栽する予定です。

    このような森林環境教育を通して、綾の照葉樹林に関心を持っていただけるように今後も機会を捉えながら様々な取組を進めていきます。

    05取組_9月15日_先生も真剣なまなざしでパチリ
    先生も真剣なまなざしでパチリ
      05取組_9月15日_上手くできてカメラ目線
    上手くできてカメラ目線
    05取組_9月15日_スタッフのお手本を見つめる生徒さん達
    スタッフのお手本を見つめる生徒さん達
    05取組_9月15日_名前を書いた名札を差し込み笑顔
    名前を書いた名札を差し込み笑顔
    05取組_9月15日_真剣なまなざしでお手本を見つめる生徒さん達
    真剣なまなざしでお手本を見つめる生徒さん達
    05取組_9月15日_作業完了してみんなでピースサイン
    作業完了してみんなでピースサイン
    05取組_9月15日_各班とも協力しながら熱心に作業
    各班とも協力しながら熱心に作業
    05取組_9月15日_名前を書いた名札を差し込み一安心
    名前を書いた名札を差し込み一安心



    第39回綾プロ連携会議を開催

    令和6年2月20日「綾の照葉樹林プロジェクト」第39回連携会議を綾ユネスコエコパークセンターにおいて連携者5者により開催しました。

    会議の副座長を務めて頂く松本綾町長から、「本日の第39回綾プロ連携会議の開催にあたり、連携者の皆様には長きにわたりご協力いただきありがとうございます。また、2月11日開催された綾町公民館大会において、県内初の「ネイチャーポジティブ宣言」を発出させていただいており、これから何をやっていくのかが大事になってくるので、皆様のご意見等をいただきながら進めてまいりたい。」と挨拶がありました。
    今回の議題である「令和5年度事業報告」及び「令和6年度事業計画」について各連携者から説明がなされ無事承認されました。その後、報告事項として「ユネスコエコパークでの ESD に関する研究調査の報告」と題して日本自然保護協会の浅岡様から資料をもとに説明があり、出席者からたくさんの質問がなされ関心の高さがうかがえました。

    最後に九州森林管理局の池田部長から「冒頭、松本町長からのお話しに、「ネイチャーポジティブ宣言」をされたということですけども、全国の自治体では数が少なく、地方として先進的な取り組みということになろうかと考えております。また、この綾プロ自体が、このネイチャーポジティブに資する代表的な取組みの1つではないかと考えており、九州森林管理局としましてもこれらを積極的に取り組んでまいりたい。」と挨拶があり、無事閉会しました。

    会議の様子
    会議の様子
      松本綾町長の挨拶
    松本綾町長の挨拶
    日本自然保護協会 浅岡様からの研究調査の報告
    日本自然保護協会 浅岡様からの研究調査の報告
    池田九州森林管理局計画保全部長の挨拶
    池田九州森林管理局計画保全部長の挨拶

    お問合せ先

    計画保全部計画課

    担当者:森林施業調整官
    ダイヤルイン:096-328-3612