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身近な森林(もり)の再発見!!
日本の原風景の一つである里山は、薪炭材の伐採や落葉の採取など人の手が入ることによって地域特有の景観を形成するとともに、多様な生態系の保全にも寄与してきました。
しかしながら、戦後の燃料革命や化学肥料の普及などを背景として次第に放置されるようになり、竹の侵入や野生鳥獣若しくは森林病害虫の発生の温床となるなどその荒廃が深刻化しています。
このような中で、荒廃した里山を再生させるためのボランタリーな活動の輪が次第に広がっており、更に地域の人々を含む幅広い国民の参画を促していくことが重要な課題となっています。
そのためには、まず、里山の現状や役割を多くの人々に伝えることが必要不可欠であり、そのための手段の一つとして、「少なくとも光とアングルを考慮すれば性別や年齢に関係なく科学的な正確さで事実を再現できる」という写真の積極的な活用が望まれるところです。
このため、近畿中国森林管理局では、平成19年度から引き続き23年度においても、「身近な森林(もり)の再発見!!」をテーマとして、学校、森林・林業活動グループ、企業・家族などのグループが共同作業によって創作したデジタル写真 作品を広く募集し優れた作品を顕彰することを通じて、里山の再生・整備や森林環境教育の推進などに資することとします。
「身近な森林(もり)の再発見!!」
募集する作品は、里山に代表される身近な森林(もり)を対象として、森林の中に暮らす動植物や森林づくり作業・森林環境教育活動などの一瞬を切り撮ったものとします。
作品は、映像の美しさに加えて、事象の意味や背景あるいは被写体と森林との関係やその想いなどに関して、映像を通じて発見したことが表現されていることが求められます。
また、 グループとして統一のとれたメッセージ性が認められることも重要な要素です。