ホーム > 報道・広報 > イベント情報 > 子ども樹木博士認定活動
子ども樹木博士認定活動
群馬県安中市立細野小学校(平成23年10月6日実施)第1回目の子ども樹木博士は、安中市松井田町の「小根山森林公園」で細野小学校3・4年生27名を対象に実施しました。 当日は前日までの雨もやみ、きれいな秋晴れの一日となりました。4班に分かれた子ども達は、職員と一緒に駐車場周辺の15種類(コブシ、イロハカエデ、ホオノキ、カキ、アセビ、クヌギ、カシワ、アオキ、メグスリノキ、イチョウ、トチュウ、サンショウ、ニシキギ、ケヤキ、シラカンバ)の木を、触ったり、葉っぱのにおいを嗅いだり、手で裂いてみたりしながら学習しました。
また、裸地・草地・森林の保水力の違いを実験する「簡易ライシメーター」では、地表から泥水が流れ出す「裸地」と地下からゆっくりときれいな水が流れる「森林」の違いに目を丸くしていました。 学習後は、展望台へ移動して楽しみにしていたランチタイムです。食べ終わった後には、オオモミジの種を使って、樹木が風を利用して種を飛ばす様子を実験をしたり、ブルーメライス(木の高さを測る機械)や林尺・直径巻尺(木の太さを測る機械)を使って、ヒノキの高さや、大きなケヤキの太さを測ったりして、遊びの中で学習を深めました。
その後、鳥獣資料館で子ども樹木博士認定試験を実施すると、子ども達は難しそうな顔をしながら試験を受けていましたが、終わってみれば見事全員が初段に認定されました。 最後に指導普及課長から認定書が授与され、無事子ども樹木博士は終了しました。 ☆子ども達の感想 ・木の名前をわすれないようにしたい。 ・木の勉強はとても楽しかったです。
群馬県前橋市立岩神小学校(平成23年11月4日実施)
|
|
第2回目の子ども樹木博士は、関東森林管理局構内で岩神小学校3年生55名を対象に実施しました。
小学校にほど近いためか、子ども達の関心は関東森林管理局に集中し、「中に入れるの?」「何人くらい働いているの?」「仕事は難しい?」など質問攻めに合い、返答に困るほどでした。
そんな元気な子ども達でしたが、樹木博士の勉強が始まると一転して真剣な表情になり、5班に分かれて局構内の樹木15本(スギ、ヒノキ、メタセコイア、オオモミジ、ホオノキ、サザンカ、ラカンマキ、オオヤマザクラ、クロマツ、ケヤキ、キンモクセイ、アセビ、ブナ、カリン、クヌギ)を回りながら、職員が樹木の特徴や由来などを説明すると、熱心にメモを取りながら、積極的に質問をしていました。
また、裸地・草地・森林の保水力の違いを実験する「簡易ライシメーター」では、それぞれ水の流れ方や出てくる場所が違うことを観察した後、「裸地」から流れた泥水を「森林」に流し、汚れた水がきれいな地下水になって出てくるという実験を行うと、子ども達からは「どうして」「なんで」など驚きの声が飛びかいました。
樹木の学習が終了し、念願の(?)局内に入ると、試験会場の大会議室へと移動しました。ここでも子ども達の好奇心は抑えられず、「この舞台は何の木?」など、樹木の勉強をしたからこその質問が飛びだし、職員を慌てさせました。
|
全員が揃ったところで、子ども樹木博士認定試験を開始。打って変わって静かになった子ども達は、何度も確認するようにページをめくりながら、神妙な顔で試験を受けていました。
最後に、全員が子ども樹木博士に認定され、各クラス代表1名ずつが指導普及課長から認定書を授与され、無事子ども樹木博士は終了しました。
☆子ども達の感想
・普段知らない木や花など、くわしく教えてもらえたのでとても楽しかったです。
・草や木はいろんな働きをしているんだなということがよくわかりました。
・もっとどういう木があるか調べてみたい。
・にごった水を流してみたら、少しきれいになって地下から出てきたのでビックリしました。
・カリンがとても重いことにビックリしました。
みんなで樹木の勉強中 |
きれいな水はどこから出てくる? |
よ~し!テストがんばるぞ~! |
計画部指導普及課
担当者:緑の普及係
ダイヤルイン:027-210-1175
FAX:027-210-1177