ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 下越森林管理署 > 管内のみどころ(下越森林管理署) > 「万治峠」を訪ねて
新潟県東蒲原郡阿賀町の実川と荒沢を繋ぐ峠に「万治峠」があります。現在は、利用されなくなった峠道の一つで、万治元年(1658年)に開設され、実川集落の重要な生活道路として様々な歴史を刻んできました。
現在は、生活道から引退して、ハイキングコースとして利用されはじめています。また、実川集落の周囲には民有林が広がっており、その周辺は国有林となっています。国有林では、森林管理署の職員(日出谷森林事務所の森林官)が森林を管理するための歩道として、この峠を利用しています。
今回は、この万治峠と飯豊連峰の登山口としても知られている実川集落を訪ねてみたのでご紹介します。(平成17年6月23日)
今年はブナの実が豊作と言われています。木の枝に実がたくさん付いていますね。
峠の周辺は国有林です。大きなヒメコマツやアカマツの大木は、万治峠の歴史を感じさせてくれます。
道ばたには、ギンリョウソウ(冬虫夏草)が顔をだしていました。
大きな松ぼっくり(ヒメコマツ)を発見しました。アカマツに比べて大きいことが分かります。
実川集落には、日出谷から小荒集落を経て、自動車で訪れることができますが、豊かな自然に、みなさんのやさしい心配りをお願いします。