川を上流にさかのぼると、いくつかの支流に分かれ、さらに渓流となり、やがて一つの湧き水にたどりつきます。ひんやりとした水が少しずつ、しかしとぎれることなく湧き出してくるそこは、鬱蒼とした森。森林の土は、降った雨をよく吸収し、ゆっくりと流し出す働きがあります。大雨が降っても洪水になりにくく、晴れの日が続いてもすぐに水が涸れないのも、提供森の力です。このような水と緑の源泉である森林は、大切に次世代に引き継ぎたいものです。「水源の森百選」は、そういった森林の役割や重要性を知っていただくために全国で100箇所選ばれました。関東森林管理局管内の国有林には次の2箇所があります。

Aichi's Photographs提供
赤城水源の森は、赤城山北斜面の利根沼田森林管理署赤城山国有林(群馬県沼田市利根町)にあり、利根川水系の片品川の上流に位置します。この地域は、昭和22年にキャスリン台風の被害を受け、大規模な山地崩壊や森林荒廃が発生しました。利根沼田森林管理署では、荒廃した渓流を整備し、土砂災害を防止するためダムを造ったり木を植えるなど緑を復旧してきました。
この赤城国有林のうち970haを、生活に必要な水源を守り、水と緑に気軽に親しむことのできる森林としてご利用いただけるよう整備しました。エリア内には、しゃくなげ遊歩道、もみの木遊歩道、親水遊歩道などがあり、変化に富む散策を楽しむことができます。
関越自動車道
沼田I・Cから約40分
赤城I・Cから約80分
昭和I・Cから約40分
利根沼田森林管理署
TEL:0278-24-5535
アップダウンのある歩道ですので、運動靴等でお出かけください。
動植物を採取したりしないようにしましょう。
奥利根水源の森は、利根沼田森林管理署大利根国有林(群馬県利根郡みなかみ町)にあります。600haの緑豊かなブナ林での森林浴や、利根川支流の湯ノ小屋川の渓流遊びに親しみながら、緑と水について学べる場として整備しました。近くには照葉峡や田代湿原があり、新緑・紅葉を楽しんだり湿原の植物を観察することができます。
また、水源の森の一部には「県自然の森」が設定されており、キャンプ場、水飲み場、トイレなどが利用できます。
奥利根水源の森は、平成23年の集中豪雨に伴う崩落等により、平成24年度も閉鎖させていただきます。
関越自動車道
水上I・Cから約50分
上越新幹線上毛高原駅から車で60分
上越線水上駅から車で45分バス60分
湯ノ小屋温泉下車徒歩60分
利根沼田森林管理署
TEL:0278-24-5535
利根水源の森は標高が1400mあります。必要に応じて防寒着をご用意ください。
動植物を採取したり持ち帰ったりしないようにしましょう。
県道水上片品線の開通は毎年6月1日からです。
道路事情をお確かめのうえお出かけください。
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計画部指導普及課
ダイヤルイン:027-210-1175
FAX:027-210-1177