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知床森林生態系保全センター

森林帯

(ア) 日本の森林帯

森林帯は湿度平均気温に大きく影響され、決まります。
日本は多湿なので、湿度の条件は満たされ、森林帯は概ね平均気温によって決まります。
日本の森林帯は、熱帯林、亜熱帯林、暖帯林、温帯林、亜寒帯林、寒帯林などに区分されます。
森林帯の分布は、地理的には緯度や標高によって変化します。

(イ) 知床の森林帯と垂直分布

知床半島では、標高ごとに多様な森林帯が見られます。また森林帯の高度は、ウトロ側よりも羅臼側で、高くなっています。
森林限界となるハイマツ帯は比較的に低い標高でも見られます。

(ウ) 知床の主要な樹種

森林帯

樹種

ハイマツ帯

ハイマツ、タカネナナカマド、ガンコウラン、マルバシモツケ、エゾイソツツジ、エゾツガザクラ、コケモモ類

ダケカンバ帯

ダケケンバミヤマハンノキミズナラナナカマドエゾイタヤ、ミネカエデ、イヌツゲ、ウコンウツギ等

針広混交林

トドマツエゾマツイチイダケカンバオヒョウカツラエゾイタヤシナノキ、ヒロハツリバナ、ノリウツギ、オオカメノキ、ゴトウヅル、エゾヤマザクラサルナシ

下部広葉樹林帯

ナガバヤナギ、ダケカンバミヤマハンノキミズナラエゾイタヤナナカマドツタウルシ

海岸断崖群落植物

ミヤマビャクシン、ガンコウラン、イワツツジ、コケモモ類

海岸断崖上部草原群落

ミヤマビャクシン、ガンコウラン等

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