根釧西部森林管理署

活動地域の紹介

北海道の道東中央部に位置し、千島火山帯の活動によってできた阿寒・屈斜路・摩周のカルデラ地形を基盤とし、火山と森と湖が織りなす豊かな太古の大自然が体感できます。
多様な環境から、植物の種類も比較的豊富で、阿寒の名を冠したメアカンキンバイ、メアカンフスマなどが生育、また、特殊な植物として阿寒湖のマリモ（国の特別天然記念物）があります。
広大な森林は野生動物にとって格好の生息地になっており、ヒグマやエゾジカからネズミやリスなどの大小様々なほ乳類や、クマゲラ、オオワシ、オジロワシなど野鳥の楽園ともいわれています。

活動地域の紹介

屈斜路湖周辺はミズナラ、シナノキ、イタヤカエデ、ハルニレ、摩周湖周辺はダケカンバの落葉広葉樹林が特徴的です。屈斜路湖の外輪山として藻琴山、摩周湖の外輪山としてカムイヌプリ（摩周岳）の山々では多くの高山植物をみることができます。
広大な森林地帯は野生動物にとって格好の生息地になっており、哺乳類、鳥類ともに多くの種が確認されています。

活動地域の紹介

北海道の東部、釧路市と根室市のほぼ中間の厚岸町・標茶町に位置する別寒辺牛（ベカンベウシ）湿原。
1993年6月にラムサール条約に登録されました。現在では別寒辺牛川を中心とした、5,277ヘクタールが登録されています。
これらの地域の国有林にはタンチョウの生息環境を守るための保護林を設定しています。