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北海道森林管理局

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    完了した主な技術開発課題

    森林技術・支援センターでは、技術開発目標に基づき研究機関等と連携し、様々な技術開発に取り組んでいます。また、取組成果については、国有林野の管理経営に活かすとともに、民有林関係者等への普及にも努めています。

    最近完了した主な課題は以下のとおりです。
    〇各課題の詳細資料は北海道森林管理局技術開発委員会資料を基に掲載

    21.北海道国有林におけるコンテナ苗の効果の検証(造林・保育コストの低減)(開発期間:H26~28)<経過観察中>
       共同開発:森林総合研究所北海道支所

    北海道の郷土樹種でのコンテナ苗は、平成21年度に育苗が始まり、国有林では平成25年度から道内全署で利用されています。
    本課題では、各森林管理署のデータを集積し、造林・保育コスト低減に向けた北海道におけるコンテナ苗の効果を検証しました。

    詳細資料 平成28年度技術開発委員会(PDF : 1,228KB)
    関連資料 1.第66回北方森林学会発表ポスター H29.11(PDF : 1,180KB)
                 2.平成29年度国有林野事業業務研究発表会発表要旨 H29.11(PDF : 146KB)

    20.北海道型作業システムを踏まえた路網作設に伴う林業生産コスト低減の検証(開発期間:H25~28)
       共同開発:森林総合研究所北海道支所

    林業の収益性向上のためには、素材生産におけるコストの低減が重要な課題の1つとなっています。
    具体的方策の1つとして、路網と高性能林業機械を適切に組み合わせ、機械の性能を最大限に発揮させることを中心とした高効率・低コスト作業システムを構築することが重要です。
    本試験では、効率的な作業システムに対応し得るモデル的な路網作設をとおして、北海道の地形特性にマッチした作業システムの確立を目指した取り組みを行いました。

    詳細資料 平成28年度技術開発委員会(PDF : 2,069KB)
    関連資料 1.平成28年度未来につなぐ森林づくり交流会発表資料 H29.2(PDF : 1,129KB)
                 2.北方林業 2017 Vol.68 No.2 寄稿(PDF : 754KB)

    19.カラマツ造林の低コスト化をめざして~カラマツの天然更新を利用した造林技術の開発~(開発期間:H24~26)
       後継課題:22.北海道における低コスト再造林を目指した天然更新活用型作業方法とその効果の検証

    北海道においては、カラマツ伐採面積は年々増加しているものの、伐採後の再造林には多額の経費を要することなどから更新が進まない現状にあります。カラマツの造林面積は昭和40年代以降急激に減少してきており、資源の将来的な減少が危惧されているところです。
    伐採後の再造林をカラマツの天然更新を利用して更新することが可能となれば、低コストな森林育成を図ることができ林業振興への大きな一助となるものと考えています。
    本試験では、カラマツ人工林の帯状伐採跡地において、カラマツの天然更新を行うことを目的とした地表処理を実施し、低コスト造林施業としての可能性を追求することとしました。

    詳細資料 平成26年度技術開発委員会(PDF : 3,415KB)
    関連資料 第64回北方森林学会発表ポスター H27.11(PDF : 529KB)

    18.コスト削減をめざした森林整備への取組~コンテナ苗による省力造林に向けて~(開発期間:H23~25)
       共同開発:森林総合研究所北海道支所
       後継課題:21.北海道国有林におけるコンテナ苗の効果の検証(造林・保育コストの低減)

    北海道では、平成21年度からマルチキャビティコンテナによるコンテナ苗の育苗が本格的に始められ、平成23年度より北海道森林管理局管内の国有林においてコンテナ苗の導入が始められました。
    しかし、北海道の主要林業樹種であるトドマツ、アカエゾマツ、カラマツ、グイマツ等のコンテナ苗が北海道において有効な造林技術であるのかは検証されていないところです。
    このため、平成23年度から今後の北海道における省力造林に資することを目的として、植付功程や成長状況を比較調査することにより、北海道において有効な造林技術となりえるかを検証しました。

    詳細資料 平成25年度技術開発委員会(PDF : 1,352KB)
    関連資料 第62回北方森林学会発表ポスター H25.11(PDF : 677KB)

    17.カンバ類が侵入したトドマツ人工林の高性能林業機械による間伐手法の確立(開発期間:H21~26)

    昨今において、公益的機能・森林の多様性を勘案し、広葉樹の一斉除伐・間伐から「有用広葉樹」を選別して残す施業が行われてきたことから、広葉樹が侵入し期待する造林木が育成しない、いわゆる不成績造林地の存在があります。
    このような人工林において間伐を実施しようとする場合には、侵入した広葉樹により伐倒が容易でなく、掛かり木が発生しやすくなるため労働災害の危険が増す等、作業効率の低下により間伐コストがさらに上昇するという問題のほか、侵入した広葉樹もともに育成を図り、針広混交林へと誘導する施業方法を確立する必要があります。
    本試験では、高性能林業機械を導入した低コスト作業システムによる間伐で実施し、それぞれの間伐手法毎のカンバ類等の広葉樹が侵入したトドマツ人工林における推移を調査し、効率的・効果的間伐手法の開発に取り組みました。

    詳細資料 平成26年度技術開発委員会(PDF : 1,559KB)

    16.北海道における未立木地(ササ生地)の解消のための効率的な土壌保全型更新手法の開発(開発期間:H20~27)

    旺盛な繁殖力をもつササが密生した未立木地などでは、天然更新を期待することが難しく、大型機械による地表処理の後に人工植栽や天然更新を実施していますが、水源地等では土壌を保全した形での更新作業が望まれています。
    本試験では、ササ生地や疎林を効率よく安定した蓄積の高い森林への早期回復を図る観点から、北海道のササ類の中で最も大面積を占めるクマイザサ地帯を中心に、土壌保全を重視しながら地拵や保育技術の改良に取り組みました。

    詳細資料 平成27年度技術開発委員会(PDF : 1,023KB)
    関連資料 1.第65回北方森林学会発表ポスター H28.11(PDF : 1,847KB)
                 2.機械化林業 平成29年6月号(PDF : 938KB)

    15.高性能林業機械の導入・普及に向けた間伐手法の開発(開発期間:H19~21)

    北海道では今後間伐期を迎える森林が多くりますが、これまでも高性能林業機械による作業システムを前提とした間伐方法については、列状間伐を基本とした作業システムについて一部で検討が進められてきたものの確立されたものとなっていないことから、高性能林業機械での作業システムを前提とした間伐手法を早期に確立する必要があります。
    本試験では、これまでの間伐手法よりも立木への損傷が少なく素材の生産性をアップさせるための高性能林業機械用の間伐手法の開発に取り組みました。

    詳細資料 平成21年度技術開発委員会(PDF : 2,813KB)

    14.天然林での樹種の多様化を図る更新方法の開発(開発期間:H18~25)<経過観察中>
       共同開発:森林総合研究所北海道支所
       後継課題:25.天然更新による広葉樹資源の持続的育成手法の確立(開発期間:H30~34)

    北海道の天然林はトドマツ等の針葉樹、またミズナラ・カンバ類等の広葉樹からなる多様な樹種から構成され、持続的に公益的機能が発揮される状態となっています。
    一方、一般的に林床は広くササに覆われていることから、上層木が消失するとササが優占する林分も見受けられます。
    従来、このような林分では大規模な地がきや植込みが行われてきましたが、地がきは主にカンバ類による単純な林相になる場合が多く、植込みは樹種の適応性や作業効率等の理由から針葉樹単一樹種となり、それらの更新完了後は特定の樹種に偏ることが多くなっています。
    本試験では、針葉樹2種類、広葉樹3種類以上の更新を目標に、多様な樹種で構成された針広混交林の更新を可能とする、更新方法の開発に取り組みました。

    詳細資料 平成25年度技術開発委員会(PDF : 1,629KB)
    関連資料 1.平成27年度国有林野事業業務研究発表会発表要旨 H27.12(PDF : 463KB)
                 2.平成29年度現地意見交換会資料 H29.10(PDF : 1,234KB)

    13.高寒風衝地における天然更新補助技術の考察について(開発期間:H17~21)
       共同開発:森林総合研究所北海道支所

    昭和46年に設定された高寒風衝地施業指標林は、過去の風害や山火事によりエゾマツ、トドマツ、カンバ類が点在している他はササに覆われた未立木地となっていました。指標林設定時に森林の再生のため大型機械によるかき起こしを実施したことで、その後、ダケカンバの一斉林となっています。しかし、この一斉林をより健全で多様性の高い針広混交林へと誘導する手法が未だ確立されていません。
    本試験では、資源の減少が危惧されているエゾマツを含め、樹種の多様性を図る更新技術の開発として、エゾマツの播種による更新の可能性を探るため、地がきの深さと作業方法の違いによる効果・コストについて検証しました。また、トドマツの稚樹刈出しの有無による成長比較調査を実施し、稚樹の保育等において効率的な作業方法を考察しました。

    詳細資料 平成21年度技術開発委員会(PDF : 411KB)

    12.希少種イトウの生育環境づくりのための渓畔林再生技術の確立(開発期間:H16~20)

    希少種魚類のイトウは、渓畔域を生息場所としていますが、渓畔域周辺の開発等により産卵場所が減少する等生息数が減少し、北海道レッドリスト絶滅危機種に指定されるなどその生存が危ぶまれています。
    本試験では、渓畔域を良好に保つことがイトウの保護に繋がることから、イトウのための良好な生息環境である渓畔林とはどういったもので、どのような施業が必要かを考察し、イトウの生息する流域の渓畔林において、その生態にも配慮した効率的な渓畔林の保全管理基準・技術の開発に取り組みました。

    詳細資料 平成20年度技術開発委員会(PDF : 1,859KB)

    11.カンバ類一斉林に生育するハリギリの育成方法の確立について(開発期間:H15~18)

    拡大造林や未立木地の解消を目的として針葉樹人工林の造成が行われてきましたが、厳しい気候や背丈以上になる笹等の悪条件が重なり人工林としては成林できず、カンバ類が天然更新し、広葉樹一斉林となった林分が存在します。こういった林分は、ほぼ単一の樹種による単層林型をなしている場合が多い状況です。
    本試験では、単層林的なウダイカンバ一斉林において多様性を高める試みのひとつとして、間伐を実施し、中下層に成育するハリギリの成長促進を促し、ウダイカンバ・ハリギリ混交林へと誘導する育成方法の開発に取り組みました。

    詳細資料 平成18年度技術開発委員会(PDF : 1,085KB)

    10.カラマツ林育成技術の検証(開発期間:H14~23)
      (当初課題名:長期育成循環施業の確立に向けた針葉樹人工林への広葉樹導入による複層林造成)

    豊かな水と国土を守り、安全で快適な国民生活を維持するには、優れた公益的機能を有する森林の造成が不可欠です。また、戦後の画一的な針葉樹人工林への反省から、生物の多様性及び景観等にも配慮した森林施業が求められています。そのような社会の要請を背景に、複層林施業や広葉樹の重要性が広く認識されることとなり、長期育成循環施業の積極的な推進が提唱されています。
    本試験では、長期育成循環施業の確立に向け、高度な水土保全機能を発揮するとされる複層林を、針葉樹人工林の帯状伐採跡地への広葉樹を導入することによって造成する技術の開発を目的として当初取り組んでいましたが、人工植栽試験区においてはこれまでの調査結果により成長が把握できることから20年度末で終了することとし、天然更新試験区のカラマツの成績がよいことから、カラマツ-カラマツ複層林の育成を図ることに開発目的を変更し取り組みました。

    詳細資料 1.平成23年度技術開発委員会(PDF : 1,052KB)
                 2.平成20年度技術開発委員会(PDF : 569KB)

    9.北限のヒバ更新状況の検証について(開発期間:H13~22)

    ヒバの生育は、北海道において道南地域を北限として、特に上ノ国町天の川流域から厚沢部川流域に囲まれた地域に最も多く分布していますが、利用可能な資源が減少していることから、ヒバ資源の維持増進に取り組む必要があります。
    本試験では、ヒバ天然林における択伐後の稚幼樹の成長量等について解析するとともに、ヒバが上木、中木、下木に適正に配置された林分に誘導する保育技術を確立するための技術開発に取り組みました。

    詳細資料 平成22年度技術開発委員会(PDF : 3,725KB)

    8.ブナ等天然林の保育技術の開発(開発期間:H13~19)

    北海道におけるブナ林は、渡島半島の低地帯を北限として道南地方に分布しており、近年の自然環境保全の高まりとともに、我が国の北限域に残された貴重なブナの資源を将来にわたり持続可能とする森林施業を行う必要があります。
    本試験では、ブナ等天然林の択伐後に天然更新した幼木の成長等の過程を解明するとともに、幼木が中木、上木へ順次移行する時期を検証し、ブナ等天然林施業方法の確立に向けた技術開発に取り組みました。

    詳細資料 平成19年度技術開発委員会(PDF : 3,386KB)

    7.萌芽更新による天然更新メカニズムの解明について(開発期間:H12~19)

    ミズナラの更新においては、植栽や播種、天然更新等多くの更新方法が考えられますが、天然更新のうち、萌芽による更新については、事例も少なく技術が確立されていません。
    本試験では、ミズナラ伐採跡地の萌芽更新箇所において、台木からの萌芽本数を伐採により2~4本に調整し、適正な立て木本数を確立によるミズナラ広葉樹二次林の萌芽更新技術の開発に取り組みました。

    詳細資料 平成19年度技術開発委員会(PDF : 2,283KB)

    6.保育伐による成長比較調査(開発期間:H12~18)

    昭和29年台風被害後の針葉樹二次林のうち、特に下層植生が減退し、水源涵養機能が低下している林分について、下層植生の回復と森林の健全な育成を図るため、伐採率の異なる保育伐をを実施し、樹木の成長過程と下層植生の状況を観察しました。

    詳細資料 平成18年度技術開発委員会(PDF : 1,733KB)

    5.ブラッシュカッターを装着したバックホウによる地表処理について(開発期間:H12~21)

    森林の持つ公益的機能のより一層の発揮が求められる中、国有林でも様々な施業を行っており、その一つに無立木地の解消を目的とした大型機械による地表処理があります。
    本試験では、林道の草刈りや地拵で普及しつつあるブラッシュカッターを装着したバックホウによる地表処理について、土壌をはぎ取らない天然更新の可能性を切削深度の違いによる作業功程や更新状況に与える影響について検証しました。

    詳細資料 平成21年度技術開発委員会(PDF : 358KB)

    4.主要広葉樹の山引き苗による広葉樹育成技術の確立について(開発期間:H11~23)

    道内では伐採等による広葉樹の質的・量的減少が顕在化しており、その回復が望まれています。しかし、広葉樹の育成方法については体系的に確立されていません。
    本試験では、広葉樹施業の確立に資するため、自然発生したミズナラ・センノキ等の広葉樹の山引き苗(山取り苗木)と養苗(苗畑生産苗木)を活用した、様々な条件化における成長比較を実施・検証しました。

    詳細資料 平成23年度技術開発委員会(PDF : 844KB)

    3.スギ、ヒバ等の複層林施業体系の確立(開発期間:H10~18)

    森林の有する水源涵養機能、山地災害防止、自然景観の維持等公益的機能をより高度に発揮する観点から、地域特性に応じた複層林施業の確立が重要となっています。
    本試験では、スギ・ヒバの北限、トドマツの南限という道南の地域特性を踏まえ、トドマツを上木とし、スギ・ヒバを下木とする複層林型へ誘導するための技術開発に取り組みました。

    詳細資料 平成18年度技術開発委員会(PDF : 300KB)

    2.保育間伐の施業技術の確立について(開発期間:H8~18)

    間伐は、林分の健全性及び材の利用価値の向上を図ることを主目的として、樹冠がうっ閉する状態に達した人工林及び主伐期に達していない天然林(広葉樹二次林、一斉林型を呈している育成複層林)に対して、林木間の競合緩和を図るために実施しますが、平成8年時点の旭川管内においては、樹冠がうっ閉する状態に達しても、利用価値が低い等の理由から間伐が進まない実態にあります
    本試験では、本数伐採率の異なる保育間伐による成長比較から保育間伐技術の開発に取り組みました。

    詳細資料 平成18年度技術開発委員会(PDF : 854KB)

    1.広葉樹高品質材等生産林の施業方法(開発期間:S55~H19)

    明治から昭和初期にかけての山火事跡地に成立した、広葉樹二次林が多く存在し、その一部にウダイカンバ、ミズナラなどの優良な樹種により構成された林分があり、これらは適正な施業を加えることにより、針葉樹人工林に劣らぬ価値成長が期待されています。
    本試験ではこれらの優良な林分を、将来優良大径材を生産するため、適切な施業方法の確立に取り組みました。

    詳細資料 平成19年度技術開発委員会「ウダイカンバ主体林分(PDF : 3,733KB)」「ミズナラ主体林分(PDF : 1,606KB)

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    お問合せ先

    森林技術・支援センター

    〒095-0015
    北海道士別市東5条6丁目
    TEL 0165-23-2161
    TEL 050-3160-5755(IP)
    FAX 0165-23-2164

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