2015年7月3日(第77号)
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皆さんこんにちは。毎日すっきりしないお天気が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
気象庁の1ヶ月予報によりますと、7月も曇りや雨の日が多い見込みのようです。梅雨明け間近になりますと、大雨による災害も起きやすくなりますので雨の降り方に十分ご注意ください。
また、これから本格的な夏山シーズンを迎えます。山への関心が高まり、当局管内の山岳へも多くの登山者が訪れることが予想されます。しっかり事前準備をし、余裕をもって安全な登山に心がけたいものです。
今回のメールマガジンですが、森林整備課長からのメッセージの他、注目情報として「夏休み!子どもふれあいDAY」の開催を掲載したほか、今月のトピックスには、開催中! 『木彫・刻字作品展』を掲載しております。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ---------------森林整備課長
2.注目情報----------------------------------「夏休み!子どもふれあいDAY」を開催します
3.今月のトピックス----------------------------開催中! 『木彫・刻字作品展』
4.お知らせ-----------------------------------環境教育・社会科見学イベントの開催について
・「第2回学校の森・子どもサミット」の参加者募集について
5.広報「中部の森林」-------------------------- 6月号掲載
6.業務関連情報-------------------------------公売・入札情報
7.参考情報-----------------------------------林業用語の解説等
森林管理局からのメッセージ
中部森林管理局 森林整備部 森林整備課長 永井隆雄
「変わらないこと変わること」
平成27年6月6日土曜日の午後、長野市栗田の官舎から、長野大通りに出て昭和通りを経由し、中央通り(善光寺本堂正面から南にほぼ直線的に下る通り。)に出ました。中央通りを上り、善光寺参道の石畳に入り、仁王門、山門をくぐり善光寺に至りました。このところ何度か通う散歩道です。
町の様子は、1週間前と明らかに違っていました。そば屋の行列、露店、仮設トイレはなくなり、スクランブル交差点を渡る人も30人程、毎週イベントが開催されていたセントラルスクウェア(長野冬季オリンピックの表彰会場)も駐車場に戻っていました。
善光寺に到着後本堂を参拝、ひとしきり汗が引くのを待って、本堂西側の茶屋に立寄り、店の人にところてんを注文し、「静かになりましたねー。」と声を掛けると、「まあー。本当にねえー。」という答えが返ってきました。
1週間前の日曜日、この日は、数え年で7年に一度の善光寺御開帳最終日であり、大勢の人が中央通りや参道を埋めていました。幸せを願い、回向柱に手を当て祈る姿は、いつの時代も変わることはありません。
翻って、林野行政は、変革の時を迎えています。林業の成長産業化、ひいては山村地域の振興や森林による二酸化炭素吸収源対策を進めるため、利用適期を迎えた森林資源を伐って、使って、植えて、育てるという循環利用のサイクルに乗せていかなければなりません。そのために、日本最大の森林所有者である国有林の現場力とこれまで培ってきた技術力を発揮し、伐採・造林一貫作業システム(伐採搬出後すぐに或いは同時に苗を植える仕組み)やコンテナ苗(コンテナ容器の中で育てる苗で、容器を並べたくさん作ることができる。)の利用など、新たな林業技術の黎明期にふさわしい様々な取組みに挑戦していかなければなりません。今こそ変わるときです。
注目情報
「夏休み!子どもふれあいDAY」を開催します
中部森林管理局では、地域の子どもたちに中部森林管理局を訪れてもらい、体験型イベントに参加いただくことにより、国有林の役割や森林・林業・自然の大切さ等を知ってもらうことを目的に「夏休み!子どもふれあいDAY」を7月31日(金曜日)に開催します。
皆様のお越しをお待ちしております。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/event/fureaidayh27.html
今月のトピックス
開催中! 『木彫・刻字作品展』
中部森林管理局名古屋事務所に併設する展示館「熱田白鳥の歴史館」では、7月1日から「木づかい推進月間」の10月31日までの間、木彫りや刻字の作品などの特別展示を行っています。
この催しは、長年にわたり木彫りなどを手がけてこられた元林野庁職員が制作された絢爛華麗な多くの作品を一般に公開して、木の良さ、木の温かみを更に感じてもらい、木づかいを促進するための企画展です。
期間中は、これまで制作されたおよそ80作品の中から厳選した数十作品を常設展示します。
展示作品の中には、「木曽式伐木運材図会」の図絵を木彫りにより立体化したものなど、ここでしか見ることの出来ない一見の価値ある貴重な名品が多くあります。
皆様是非ご覧になってはいかがでしょうか。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/nagoya/kikaku-tenji.html
お知らせ
環境教育・社会科見学イベントの開催について
木曽地域・上伊那地域の小中学校等の学校関係者及びその児童生徒を対象とした森林・林業普及イベント「郷土の自然・林業の歴史を学ぼう」を開催します。
関係する皆様からのご参加をお待ちしています。
☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/sidou/27kyousyokuin.html
「第2回学校の森・子どもサミット」の参加者募集について
「第2回学校の森・子どもサミット」は、全国から集まった小学生が身近な自然や森林資源・教材等を活用した環境学習について発表するとともに、森林環境教育に取り組むための疑問や課題に応えるため、講師によるパネルディスカッションを行うものです。
森林環境教育を知りたい、実施してみたいと考えている方など、森林環境教育に関心のある方々の参加を募集します。 。
☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/150528.html
広報「中部の森林」6月号
中部の森林6月号(第135号)
「中部の森林」6月号は、木曽の国有林見学会(春季)を開催、カラマツ優良種子の安定供給に向けて環状剥皮技術講習会を開催の記事などが届きました。シリーズ「森林官からの便り」には、中信署大野川森林事務所の「井澤森林官」からの便りを掲載しています。「ご当地自慢」として、南信署から「駒ヶ根市」を掲載しました。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
業務関連情報
公売・入札情報
参考情報
林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)
過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。
中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!
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