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中部森林管理局

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    2014年5月2日(第63号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。新年度がスタートし早1ヵ月が過ぎましたがいかがお過ごしですか?
    新緑が鮮やかにまぶしい季節となりました。4日は自然に親しむ「みどりの日」ですね。
    この季節に、新緑の中へ出かけてみてはいかがでしょうか。きっと木々からでるフィトンチッド(樹木から発散する殺菌力を持つ化学物質)を浴び癒しをえられることでしょう。
    さて、今回のメールマガジンでは、東信森林管理署長からのメッセージの他、トピックスには、「山菜採取にあたっての留意点」を取り上げています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ---------------東信森林管理署長

    2.イベント情報------------------------------第24回森と花の祭典「みどりの感謝祭」

    3.今月のトピックス--------------------------山菜採取にあたっての留意点

    4.お知らせ----------------------------------〇「林業遺産」について

                                                             〇木材利用ポイント事業

    5.広報「中部の森林」-------------------------4月号掲載

    6.業務関連情報------------------------------公売・入札情報

    森林管理局からのメッセージ

     「カラマツ林業」の復権に向けて       東信森林管理署長 日高 瑞記

    長野県東信地域の主要樹種はカラマツで当署の人工林のうち85%がカラマツとなっています。これは、東信地域は冬の寒さが厳しく、年間降水量が少ないという自然条件がカラマツの生育に適しているからと言われています。
    さて、このように東信地域に適したカラマツですがその植林の歴史を見ると戦後の昭和20年代後半から40年代の高度経済成長期にかけて積極的に植栽されてきたものです。当時はカラマツの育苗や植林が地域に雇用をもたらし、また、佐久地域で生産されたカラマツ苗が北海道、東北をはじめ全国に出荷され、植林された記録が残っています。
    このようにして積極的に植林されたカラマツが今まさに成熟し、これから伐採の時期を迎えようとしています。国有林では60年をカラマツの伐期としているので伐期に達する林分が今後増えていくことになります。
    植林した時代に比べると世の中が大きく変わっていますし、木材価格も現在は厳しいものがありますが、先人が苦労して植林し、育ててきた貴重なカラマツ資源を有効に利用し、将来に向けて循環させていくことも私たちの使命ではないかと考えています。このことにより、カラマツ材の利用はもとより、森林の若返りが図られることになるし、何よりも植林や保育の作業を通してまた、新たに地域の雇用も生まれることになります。
    このため、当署では主伐・再造林の一括発注の取組みを今年度から実施し、出来るだけ有利に木材を販売するとともに、伐採跡地にカラマツコンテナ苗を植栽するなど低コスト施業の確立を目指すこととしています。国有林が先導的にこのような取組みを実施し、その成果を民有林に波及させることにより、東信地域のカラマツ林の循環のサイクルが動き出し、「カラマツ林業」の復権を通して森林・林業の再生が図られるよう取組んで参りたいと考えています。。

    イベント情報

    第24回森と花の祭典「みどりの感謝祭」

    4月15日~5月14日は「みどりの月間」です。期間中の5月10日、11日の両日、第24回森と花の祭典-「みどりの感謝祭」が都立日比谷公園において開催されます。
    祭典の内容として、「みどりとふれあうフェスティバル」では、森で遊んだり楽しく学べる「体験プログラム」や森の恵みを「食べて楽しむプログラム」など盛りだくさんです。
    この楽しさいっぱいのイベントに出かけてみませんか。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。http://www.midorinokanshasai2014.com/

    今月のトピックス

    山菜採取にあたっての留意点

    山菜のシーズンを迎えています。タラの芽、わらび、こしあぶらなどどれもおいしいですよね。この季節を楽しみにしている方も多いと思います。
    林野庁から「山菜採取にあたっての留意点」が発表されましたのでご一読ください。
    なお、国有林への入林にあたりましても、ルールを守っていただき皆さんが楽しく利用していただけるようご協力をお願いいたします。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/kinoko/sansai.html

    お知らせ

    2013年度の「林業遺産」に2件選定されました。

    日本森林学会では設立100周年を迎え、林業発展の歴史を将来にわたり記憶・記録していく試み、「林業遺産」に長野県木曽地域から「木曾森林鉄道」と「旧木曾山林学校にかかわる林業教育資料ならびに演習林」が選定されました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kikaku/140411.html

     

    木材利用ポイント事業の延長決定!

    平成25年4月1日から始まった木材利用ポイント事業ですが、対象となる工事着手及び木材製品等の購入期間を半年間延長することが決定しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。http://mokuzai-points.jp/ 

    広報「中部の森林」4月号

    中部の森林4月号(第121号)

    「中部の森林」4月号は、局長、森林整備部長の異動に関する記事、上流域と下流域の連携強化を目指し情報発信する名古屋事務所を掲載しております。
    各地からのたよりには、森林整備協定に関する記事などが届きました。
    シリーズ「森林官からの便り」には、北信署黒姫森林事務所の「森田森林官」からの便りや新しく国有林マンとなった新規採用職員の紹介を掲載しています。
    また、「ご当地自慢」は愛知森林管理事務所から「名古屋城本丸御殿の復元」を掲載しております。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    業務関連情報

    公売・入札情報


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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    代表:050-3160-6500(内線2531)
    ダイヤルイン:050-3160-6513
    FAX:026-236-2733

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