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養殖いかだ材を漁業者の元に初出荷

 

   東日本大震災により三陸沿岸の養殖筏が壊滅的な打撃を受けたことから、この復興に向け民有林・国有林が連携して養殖筏材の供給を行いました。当署からは、従来より筏に木材を使ってきた広田湾漁協小友支所の漁民に向けて生産及び供給を行いました。
   この筏材は、住田町内の国有林において1ヵ月ほど前から(有)佐藤木材が生産請負事業に着手し、スギ35年生以上の間伐林の中から筏材だけを先行する作業仕組みで山出しされました。採材に当たっては元口と末口の径級差が極力少なく通直であることに配慮するとともに、皮付き丸太の要望に対応するため寒伐りを行うなど丁寧な間伐が行われました。筏材の販売は、気仙地方森林組合を通して行われ、12月8日に国有林としては初となる浜への輸送が開始され、長さ10m、4mの筏材約240本(筏16台分)は、大型トラック2台に積み分けられ漁民に届けられました。
   同漁協支所のカキ養殖漁民は、筏の再生を急ピッチで進めている段階で、民有林材と合わせ資材の供給を待ち望んでおりましたが、港に荷下ろしされた筏材料は順次組み立てられ、今後のかき養殖の復興に役立つものと期待されています。    

                                                                      

 

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間伐材をグラップルで丁寧に集材

 

樹皮を残すためチェンソーで造材

 

 

 

 

 

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曲がりや木口径級の規格を厳選した10m材

 

国有林材を初出荷するセレモニーの実施

 

 

 

 

 

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10m材、4m材を2台に積み分け輸送

 

漁港に到着し荷下ろしされる養殖筏材

 

 

 

 

 

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漁民との供給窓口となった森林組合関係者

 

浜辺では漁民と取材陣が出迎え

 

 

 

 

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12月8日は約240本(筏16台分)を供給

 

長さ10m、4mを格子状に組み立てる漁業者

 

 

 

                  

                            

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