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生物多様性を学ぶ体験イベント

 

  岩手県大船渡市内の国有林で9月12日(月曜日)列状間伐(等高線方向)の跡地にノウサギの隠れ家を作る体験学習を開催した。当日は、地元の小学校5・6年生20名とともに一般公募による大人4名が参加し、署職員5名が体験支援を行った。
  児童は4班に分かれ、現地にある小丸太を集め、積み上げたりしてノウサギの休息場や食事などに利用できる場としていろいろ工夫を凝らし隠れ家を作り、11基完成させた(面積0.2ha)。また、一般参加の大人4名も、児童たちと同じフィールドで隠れ家づくりを行い、気仙地方の森林に10ペア生息すると言われるイヌワシの生態や地域の特色ある生態系の保全活動に応援を行った。 

 地元の日頃市小学校と連携するのは初めての取組で、生物多様性保全の関心を高める一方、児童が地域の森林とふれあうことができ、いろいろな隠れ家を作ることにより工夫や想像力を養うことができるねらいで行った。
今後は、隠れ家の利用調査を行い、イヌワシの保全事業にも役立つよう継続した取り組みを考えている。

 

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列状間伐の跡地に小動物の隠れ家作り

 

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予習に使われたイヌワシ(パネル)とノウサギ

 

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材料や積み方を考え隠れ家が完成

 

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体験の応援に駆けつけた一般参加の皆さん

 

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地元新聞に掲載(H23.9.14付け東海新報より)

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