ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 置賜森林管理署 > 各種取組情報・報告 > 保全管理 > 吾妻連峰弥兵衛平湿原の植生回復事業(採種作業)


ここから本文です。

置賜森林管理署

吾妻連峰弥兵衛平湿原の植生回復事業(採種作業)

弥兵衛平湿原の植生回復事業(採種作業)に参加しました

平成20年9月6日(土曜日)に、荒廃した吾妻連峰弥兵衛平湿原の植生回復事業の採種作業が行われ、当署から流域管理調整官が参加しました。
弥兵衛平湿原は、旧登山道を中心に植生が消失し、さらには泥炭層が流失するなど荒廃が進んでいました。平成12年度から山形県が湿原の浸食防止工事、植生回復事業に取り組んできました。平成16年度からはネイチャーフロント米沢(青柳和良代表)が植生復元事業を引き継いできました。
今年度、当署では「吾妻山周辺森林生態系保護地域の保全管理に関する検討会」を立ち上げました。このなかで関係する行政機関、地元関係団体の連携・協力のなかで、森林生態系保護地域における適切な森林の保全管理を進めるよう呼びかけをしました。
その取組の一つが、ネイチャーフロント米沢が取り組んでいる弥兵衛平湿原の植生回復事業への参加です。
今回は、22人の参加者とともに、ヌマガヤ、ミタケスゲ、ミカズキグサ、ミヤマイヌノハナヒゲ、ミヤマホソコウガイゼキショウなど湿地を好む植物の種を採取しました。
現地までの距離もあり、作業時間にあてられる時間は多くはありませんでしたが、皆、真剣にそして楽しく種を採ることができました。
今後、9月28日(日曜日)に播種し、むしろを掛ける予定ですが、今回採取した種が弥兵衛平に着実に育つことを期待しています。(報告:岩間)

開会セレモニー(青柳代表)

開会セレモニー(青柳代表)

採種作業(森林保護員も参加)

採種作業(森林保護員も参加)

種作業(名月荘前付近)

採種作業(名月荘前付近)

植生回復状況の説明(青柳代表)

植生回復状況の説明(青柳代表)

森林管理局の案内

リンク集