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宮城北部署管内は、東北地方の脊梁をなす奥羽山脈の山岳地帯と北上山地の丘陵地帯及びこの2つの地帯に挟まれた平野部とに大別されます。
山岳地帯
標高1,000m以上の山々が連なり、林況として、上部はミネカエデやミヤマナラを主体、下部はブナを主体とする天然林が見られる地帯で、優れた自然景観を有していることから、栗駒国定公園、船形山連峰県立自然公園に指定されている区域もあります。
このような管内の状況を踏まえ、当署では、公益的機能の維持・増進を旨とした基本方針の下に管理経営を行っています。
なお、平成20年6月14日の岩手・宮城内陸地震により荒廃した森林や平成23年3月11日の東日本大震災により被災した海岸防災林の早期復旧が求められていることから、宮城県や該当市町と連携しながらこれら森林の復旧整備に取り組んでいます。
宮城北部森林管理署管内図